8月28日(日)奈良県「吉野川」において、平成29年度GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣り選手権大会の、関西地区代表選手3名の選考を行うため、各支部大会より勝ち上がってこられた選手により決定戦を開催しました。ここ吉野川で昨年決定戦を行う予定でしたが、数度の増水により開催する事が出来ず、2年越しとなりましたが、この日は“ほぼ平水”で多くの釣り人が吉野川を訪れていました。
競技場所は、約3万本の桜と、山全体が世界遺産として登録されていることで有名な「吉野山」のふもと、吉野大橋の上下流で、近年アユ釣りの大会が多く開催されているエリアです。中谷本部長の挨拶、上谷奈良支部長の現地説明、金本兵庫支部長による競技説明の後、午前6時頃に、クジの順にオトリを配り、各自ポイントに向かわれました。
天候は曇り、平水で濁りはありませんが、上流部で雨が降った影響か、前日と比べ水温の低下が感じられました。橋の上から見ると、川の中にアユは見えますが、このところ午前中のアユの活性が低いという状況も重なり、苦戦を強いられている選手が多く見受けられました。
午前11時に競技終了、審査の結果、競技場所に詳しい地元奈良支部の上西逸朗さんが、23匹という断トツの釣果で優勝されました。2位は三重支部の立岡 功さん、3位も三重支部で青年部役員の国兼巨人さんが入賞され、29年度GFG杯全日本アユ釣り選手権の出場権を獲得されました。全国大会では団体戦・個人戦共に優勝目指して頑張っていただきたいと思います。
遠く徳島県から来られたレディースの三木純子さん、大会運営に協力して下さいました奈良支部 野田雅司さん、米野幸也さん、関西本部役員の皆様、お疲れさまでした。
[レポート 関西本部 谷野 栄二]