2019年の「GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣り選手権大会」関西地区代表選手3名の選考を行うため、9月16日に三重県大内山川で、各支部大会より勝ち上がってこられた選手16名で決定戦を開催しました。
大内山川は、三重県を流れる宮川最大の支流で、高い透明度と増水後の水引が早い美しい河川です。当初は8月26日開催予定でしたが、23日近畿地方を通過した台風20号の影響で順延に、この日も9月4日各地に被害を及ぼした台風21号、その後の秋雨前線による降雨で増水しましたが、なんとか水位も下がり、開催することが出来ました。
午前6時、大紀町柏野大橋に集合。中谷本部長の挨拶、協議説明の後、クジ順により入川、JR鉄橋から堰堤までの友釣り専用区で競技を開始しました。
天気は久々の好天、水位は平水より少し高く、石苔は十分残っている状態、アユもたくさん見えました。ただ、水引間もない事、関西や中部地方でアユ釣りの出来る河川があまりないことから、多くの釣り人が入川していたこともあり、釣果を少々心配していましたが、時間と共に竿の曲がりが見られるようになりました。
午前11時に試合終了。審査の結果、京滋支部の足立武司さんが、地元の人も驚く20匹の釣果で優勝されました。2位は奈良支部の浜岸万吉さん、3位は三重支部所属の西口忠伸さんが入賞され、GFG杯全日本アユ釣り選手権の出場権を獲得されました。
全国大会では団体戦・個人戦共に優勝目指して頑張っていただきたいと思います。当日はオトリや弁当の手配をして下さった、渡邊代表理事組合長、役員として準備をして下さった杉野正幸さん並びに役員の皆様に感謝申し上げます。
(レポート 関西地区本部 谷野 栄二)