4月8日（日）奈良県十津川にて、第1回ハエ釣り親睦会を18名の参加で開催しました。昨年の台風12号以降十津川への釣行が危ぶまれておりましたが、十津川本流は濁りがあったものの、支流の土砂（せき止め）ダムは安全宣言が出されたので、この地での開催の運びとなりました。
今年は寒さも少し長引き、楽しみにしていた十津川の桜もちらほらでした。朝の受付時には早くも大型ハエを狙ってか、会員さんも意気込んでいます。釣り場の中心は支流「旭川」のようです、審査は午後3時で2匹長寸と決まり出発。私は本流の状況を見ながら旭川に車を走らせ中谷地区に入川、水は透き通り「正に清流」です。釣りの仕度もこそこにまず撒餌をしました、いつもの十津川ですとハエがキラキラ光るのが見えるのですが、今日は全く見えません。1投目アタリなし、2投目から15分たつが全くアタリなし、上流へ移動するが会員さんも「釣れないアタリない」との事でした。
思い切って最下流十津川の出会い向かってみると既に4人の会員が竿を出していた、小型ながらボチボチ釣れるとのことで少し早いが昼食。午後から会員さんの間に割り込み1投目からハエを釣り気を良くしたのも束の間、大型が釣れるとウグイかカワムツだ。ハエは釣れても小型なので少し上流へ上がって流れの緩んだ所で釣るとウキが消し込んだ「ハエだ！」。10匹ほど釣るとピタリとアタリが止まる。
納竿し審査場へ向かった、皆さんの釣果を見ると「さすがハエ釣り師」、大型ハエが次々と出され、やんやの喝采。
優勝されたのは間瀬 茂さんでした。今回は天候に恵まれ釣果に満足された方、少し不満な方もありましたが、事故もなく無事親睦会を終える事が出来ました。参加された会員、役員の皆様ありがとうございました。

レポーター　ハエ釣り部　岡畑　昭治