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投げ釣りオープン大会【淡路島・鳴門】

投げ釣りオープン大会【淡路島・鳴門】  待ちに待った春の大物投げ釣りオープン大会を3年ぶりに開催することが出来ました。コロナ禍なので控えめに声をかけたのですが、44名もエントリーしていただきました。釣り場は淡路島、鳴門一帯でカレイとアイナメ狙いがメインです。カレイ釣りは秋の乗っ込みカレイ、春の戻りカレイ(花見カレイとも言います)と2回チャンスがありますが、春の時期は釣期も短く、ポイントも限られます。それでもチラホラと釣れた便りもあり期待ができます。今回は釣り友の車に便乗させてもらい、淡路島の受付場所に向かいました。南風が強く、土曜日は大荒れの予報でしたが、大会の日曜日は持ち直しそうでした。0時を迎えて参加者からメールや電話でエントリーの連絡が入りました。毎年好釣果の鳴門方面は珍しく風とうねりで釣りにならないとのことです。
 釣り場は思案しましたが、松帆に入ることにしました。明石海峡大橋が直近に見えるロケーションが素晴らしい釣り場です。ただ、明石海峡の激流が流れているため難易度の高い釣り場です。夜明けから満潮の8時頃までがカレイの時合と打ち返します。長潮で潮がゆるいため釣りやすくオモリが取られるようなことはありません。PE3号で遠投、PE5号で近場を探りました。6時前、エサ交換のため巻き上げる竿に魚の感触がありました。抜き上げたのは待望のカレイです。30cm程度とそれほど大きくは無いのですが、本命の登場にほほが緩みました。その30分後、32cmのマコガレイを追加しました。風がまあまあ吹いているのでアタリはサッパリわかりませんでした。長潮とはいえ、流れ出すと根掛りに悩まされるので、潮が緩いうちに頑張って投げました。
 風もだいぶ穏やかになってきました。竿先を見ていると押さえ込むあたりが出ていました。どうもカレイっぽいアタリです。完全に食い込ませるため、少し待ってから合わせをいれました。鈎がかりを良くするために、ふところが広い「トーナメントカレイ」13号を使用したところ、乗りました!中々の重量感です。駆け上がりや海藻があるので、出来るだけ竿先を上げてリーリングをしました。途中何度か締めこむのでカレイと確信しました。浜にずり上げたのは35cmの良型マコガレイでした。もう肉厚で、すっかり体力を回復したかの魚体です。今日は刺身だ!直ぐ食べることを考えました(笑)。このカレイを釣った後に潮が流れ出しました。今までが嘘のような潮の流れで、駆け上がりに仕掛けやオモリが取られるようになりました。おまけにエサ取りのフグも出てきて貴重なエサを食い散らかします。審査会場も近いので時間ギリギリまで狙いましたが、そのあとは全く何も釣れませんでした。太陽も出てぽかぽかで非常に気分よく釣りが出来ました。
 審査会場では大物が数多く提出されていました。マコガレイの45cmオーバーが2尾も出ています。3位までが40cmオーバーです。アイナメもトップは40cm、他魚の部はコブダイ(カンダイ)の75cmとこちらも立派な魚が釣れていました。かなりハイレベルな大会になりました。賞品の手配や受付等をお手伝いをいただきました皆様ありがとうございました。来年はもっと参加者も増えて楽しみが多い大会になると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。(レポーター:関西投げ釣り部 湯浅 研史)

成績【カレイの部】

順位 氏名 魚種 長寸 釣り場
優勝 片桐 圭二 マコガレイ 45.3cm 育波
第2位 山本 勝宣 マコガレイ 45.0cm 佐野
第3位 大鹿 俊一 マコガレイ 40.7cm 岩屋

■参加人数:44名


成績【アイナメの部】

順位 氏名 魚種 長寸 釣り場
優勝 板東 建司 アイナメ 40.0cm 小鳴門大桑島
第2位 海野 満 アイナメ 35.4cm 鳴門岡崎

■参加人数:44名


成績【他魚の部】

順位 氏名 魚種 長寸 釣り場
優勝 藤本 隆 コブダイ 75.5cm 浦一文字

■参加人数:44名



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