11月5日（日）秋晴れに恵まれ海も穏やかな釣り日和の中、三重県熊野市「新鹿」坂本渡船さんにお世話になり、石鯛釣り大会が開催されました。午前5時には関西各地から一般参加4名を含む18名の石鯛釣師、2名の上物の方が参加され、合計20名の参加者となりました。
当日の磯割は「遊木戸島周辺から折戸辺り」で、今回もくじは引かず、行きたい所を事前に話し合い、渡礁しました。熊野の磯は大きな一枚岩が多く、これから磯ノリが付着して滑りやすくなるので安全を考慮して、荷物の受け渡しなど参加者が協力して行いました。
無事に全員渡礁も終え、今回は釣れる様期待して釣り開始！大潮の最終日で6時30分満潮、干潮は12時頃、下げ潮の釣りで私は「がまの口」（熊野 青の洞窟）に渡りました。押してくる潮で石鯛釣りには良いのですが、9時位まではエサ取りも多く、小さい石垣鯛がハリをくわえるのか、竿先を押さえるもすぐに跳ね返る「やきもきアタリ」が頻発。竿に乗るアタリが一向になく、10時には海の様子が変わって濁りが混じるようになり、エサのヤドカリも取られることもなく、魚の気配が無くなる。電話で各グループの状況を探るが釣れていないようで、13時30分の 終了時刻となってしまいました。
　そのような状況の中、有馬副部長が唯一32cmの石垣鯛を釣っていました。優勝楯は有馬さんが受取り、賞品は全てお楽しみ抽選会とし、和気あいあいと稲垣部長のくじ引きで盛り上がり、楽しませていただきました。今回2名GFGに入会され方の紹介と、4名の一般参加の方がいらしたので、GFG入会の案内をしたところ、入会していただけるとの事で、 釣果はありませんでしたが、仲間が増えて良い大会でした。
上物で参加された方の釣果ですが、こちらも潮悪く 31cmのグレ1枚と寂しい釣果でした。今回も稲垣部長にヤドカリの餌を調達していただき、ありがとうございました。
レポート 石鯛釣り部事務局 仲野直樹