1月11日(日)和歌山県「串本大島須江地区」に、関西各支部から勝ち上がって来られた24名の選手が集まり、GFG杯の出場権をかけた競技が行われました。天候は快晴で波もなく絶好の釣り日和でしたが、前日より澄んだ潮が串本大島全体を包み込み、15m底まで見通せるような厳しい状況でした。
くじを引いた24名の選手がそれぞれ2名ペアになり、大島の地磯12ヶ所に渡礁。ここは年末年始から良型グレが連日複数釣れた磯群ですが、前述の潮の影響で、足元で木端グレは食うものの、良型は根から顔を出さないような状況で、選手の方々は苦労されていました。
審査の結果、少ないチャンスをものにされた地元和歌山支部代表の熊谷巖さんが見事優勝され、京滋支部の近藤光男さん、和歌山支部の藤井治さんの3名が「千葉県南房総市富浦」で行われるGFG杯全日本磯釣り選手権大会の切符を手にされました。
(レポーター 磯釣部長 明山和康)