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第4回投げ釣り親睦会 【煙樹ヶ浜】

第4回投げ釣り親睦会 【煙樹ヶ浜】 第4回投げ釣り親睦会を9月24日(日)和歌山県煙樹ヶ浜にて開催しました。
昨年と同様に、前日18時から釣りをスタートする大物長寸の部(釣場:和歌山県全域、魚種:全日本サーフキャスティング連盟対象魚(ただし、スズキ,コブダイを除く))と5時30分から釣りをスタートするキスの数釣りの部(1匹長寸+総匹数)を同時開催しました。
大物長寸の部は過去最高の36名参加(オープン参加33名)、キスの数釣りの部は17名参加(オープン参加3名)で、初めて参加者50名を超える親睦会となりました。私はキスの数釣りの部にエントリーをしました。
煙樹ヶ浜は和歌山紀中にあり、日高川河口から北へ約4kmにわたり弓なりに砂利の海岸が続き、防潮林として植えてある立派な松林が目立つ特徴的な浜です。駐車場およびトイレがところどころに整備されていて、キスの数釣りよりも大物釣りの釣り場として有名です。
参加者全員が集まったところで競技説明を行い、煙樹ヶ浜をホームグラウンドにしている芹澤さんよりポイント解説をいただき、釣りスタートとなりました。
先週通過した大型台風と2日前に降った雨の影響で、海は若干のうねりが残っており濁っていました。夜行グリーン27号のオモリに、夜光ビーズ付競技キスSP5号9本鈎仕掛けにエサの石ゴカイを大きめにつけて第一投を3色あたりに投げました。砂利浜特有のごつごつしたさびき感を感じながら1色までさびいたのですがアタリがありません。再度同じポイントへ投入し、ゆっくりと手前までさびいたところ力糸に入ったところで大きなアタリがあり12cm程のGTが釣れました。手前は他魚が多そうなので2~3色を重点的に攻めたのですがアタリが全くありません。まわりを見回したところ、皆釣果は渋いみたいでキスの顔を見た人が数名と厳しい状況でした。
和気あいあいと周りの人との会話を楽しみながら終了時間1時間前に1色~力糸のところで待望のキスのアタリがあり15cm程度のキスを釣りました。一気に周囲の人の活性が上がり、私の横で釣りをしていた野間部長、芹澤さんもキスを釣られ最後に大いに盛り上がりました。
大物長寸の部では柿山さんが本大会唯一の60cmオーバーとなるコロダイと50cmオーバーのハマフエフキを披露し審査会場を沸かせました。また、50cmオーバーを釣られた方が4名いてハイレベルな親睦会となりました。
うってかわって、キスの数釣りの部では寂しい釣果となりました。キスを釣られたのが9名の中で、東田さんが長寸トップとなる17.8cmを釣り、匹数5匹を釣られ総合優勝となりました。準優勝にはホームグラウンドにしているオープン参加の芹澤さん、3位には堀さんが初めて入賞されました。
 GFG関西地区本部より谷野副本部長が来られ、オープン参加の方たちにGFGの案内をしていただきありがとうございました。大物長寸審査をお手伝いしていただきましたテスターの湯浅様、結果発表および商品抽選会にあたりお手伝いしていただきましたGFG関西投げ釣り部役員の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
報告 : 投げ釣り部事務局 柏木 一夫

成績【大物長寸の部】

順位 氏名 魚種 サイズ 釣り場
優勝 柿山 賢治 コロダイ 61.2cm 南部鹿島
準優勝 養老 秀一 コロダイ 57.8cm 天神崎
3位 東  照雄 コロダイ 54.9cm 江住
4位 笠松 俊孝 コロダイ 53.5cm 日置
5位 空山 佳弘 コロダイ 49.8cm 目津

昨年から、投げ釣り親睦会に大物の部が併設されました。
今年はがま投デュエルドライバーも発売され、がまかつブランドが大物投げ釣りにも浸透してきています。
今回は和歌山県一帯を釣り場に設定し、37名がエントリーしました。
時期的に、コロダイ、タマミ(ハマフエフキ)、ヘダイといった磯魚を狙う良いシーズンです。
私は釣友と田辺の磯に渡りました。釣りの開始は18時です。
道糸PE12号、錘35号、ハリスナイロン40号、がまかつタマンスペシャル24号にイカでタマミを狙います。通常の投げ釣りではイメージしにくい、ヘビーな仕掛けです。
コロダイ、ヘダイ狙いは、マムシをエサに少しライトなフロロハリス18号とタマンスペシャル20号の組み合わせです。
大物釣りでは、ドラグを緩めて道糸を出しアタリを取ることが多いのですが、磯場で道糸を出すと根ズレで仕掛けが飛ぶ原因になるので、ドラグはロックします。タマミのアタリは強烈で、ドラグロックでは一発で竿を飛ばされます。そのため、ハーケンを打ち尻手ロープをつけて、竿を守ります。
ここの時合は満潮から下げに来ることが多く、今がまさにそのタイミングです。豪快なアタリを期待して、胸がワクワクします。
19時30分頃、前触れもなく竿が飛びました。尻手ロープのお陰で、竿がブラブラと水平になっています。
合わせを入れて巻き上げますが、思いのほか軽い。
35センチほどのタマミが難なく上がってきます。
連続してアタリ、かなり重々しく引きます。ただ、これは狙いの魚ではないようです。
ポンピングをしながら、頑張って寄せてきます。
磯際に顔を見せたのは、半畳ほどもあるエイでした。
イカのエサを使用すると、エイやウツボといった外道も良く釣れて閉口します。
モンツキやオキナヒメジの良型が竿先を揺らしますが、対象魚のサイズアップは無いまま、時間だけが過ぎていきます。
少し離れた釣友には、ウツボやアナゴが釣れただけで、本命からのシグナルは無いとのことです。
明け方に、ようやくコロダイが釣れましたが、40センチ程度の小型でした。
審査会場では続々と大物が提出されます。
1位の柿山さんは鹿島で、コロダイの61センチを釣られて優勝です。
50センチ以上を含め、コロダイはかなりの数が提出されていました。
天気も良く、釣果も良く、参加者の皆様には満足いただけたようです。
今後も愛好者のすそ野を広げていければと思います。
会員の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
【大物の部】湯浅研史


成績【キスの数釣りの部】

順位 氏名 長寸 匹数
優勝 東田 高松 17.8cm :1位 5匹:1位
準優勝 芹澤 大二郎 16.4cm :3位 4匹:2位
3位 堀  敬 17.1cm :2位 1匹:4位
4位 野間 弘 16.4cm :3位 3匹:3位
5位 湯倉 直樹 15.9cm:5位 1匹:4位

大物1位 柿山さんと魚
大物1位 柿山さんと魚
大物2位 養老さん
大物2位 養老さん
大物3位 東さんと魚
大物3位 東さんと魚
大物上位入賞者
大物上位入賞者
1位柿山さんコロダイ61.2cm
1位柿山さんコロダイ61.2cm
2位養老さんコロダイ57.8cm
2位養老さんコロダイ57.8cm
キス1位 東田さん
キス1位 東田さん
キス2位 芹澤さん
キス2位 芹澤さん
キス3位 堀さん
キス3位 堀さん
キス上位入賞者
キス上位入賞者

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