5月20日、福井県波松海岸にて関西・北陸合同投げ釣り親睦会を開催しました。集合場所へ向かう道中、風の強さを気にしながら波松海岸で開催出来るのかと不安に感じながら午前1時過ぎに集合場所に着きました。波音・風も強く感じながら仮眠を取り受付時間を迎えたのですが、釣り場の状況は相変わらずで波風が強くこの場所での釣りには危険を伴う状況でした。北陸支部の高田雅樹さん、宮本幹治さん、他の話し合いの結果、鷹巣海水浴場へと場所移動する事になりました。
鷹巣海水浴場は沖に消波ブロックが有り、波は落ち着いている状況ながら北風は依然強い状態でした。北陸支部の高田雅樹さん、宮本幹治さんによる競技説明の後、競技スタートとなりました。
私は集合場所より海岸に出て様子を見て北向きに足を運び200m程のポイントで竿出しする事にしました。近くには関西投げ釣り部の外山さん、柏木さん、関根さん、梅本さんの顔があり、北陸支部の宮本さんも近くで竿を出されていました。
がま投げ競技SP2・33号に秋田狐5号6本鈎仕掛けにチロリ・イシゴカイを鈎先一杯に餌付けして4色半程よりさびくもののアタリは皆無でした。2～3投しても同様な状況の中、近くで竿を出されていた北陸支部の宮本幹治さんにはキスが釣れている状態で、少し期待しながら4投目でアタリを感じる事も無いのに砂浜に抜き上げると16cm程のキスの顔を見る事が出来ました。ただ、これは出会い頭みたいな釣果で、その後は時折ゴンゴンとしたアタリとともにフグの顔を見るだけに終わりました。近くで竿出しをされている参加者も皆厳しい状況で、8時過ぎからより風も強くなり、一文字消波ブロック際にキスがいる予感はしていても強風の影響で狙いのポイントまで届かず、終了時間を迎えてキス1匹の釣果で終わりました。
審査場では、釣果無しの参加者が数名いるものの厳しい条件下ながら参加者の多くがキスの顔を見ることが出来ました。優勝は北陸の石田近さんで13匹の釣果でした。2位、3位は共に10匹の釣果でしたが年齢順として2位は中田健治さん、3位に大野正浩さんとなりました。キス長寸の部は江緑和人さんが19.5cmでした。入賞者は慎重・丁寧にアタリを取り、釣り歩いたとのことです。
今回も北陸支部会員様には釣り場の変更・昼食手配等で大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
報告：GFG関西投げ釣り部部長 野間 弘