第2回投げ釣り親睦会を6月3日(日)福井県高浜にて、前日18時から釣りをスタートする大キス長寸の部(釣場不問)と5時から釣りをスタートするキスの総重量の部を同時開催しました。
大キス長寸の部は、今年の参加者は非常に少なく3名。キスの総重量の部は、北陸から3名、オープン参加3名を含む総勢24名。昨年は全体で40名を超える参加者でしたが今年は27名と少し寂しい親睦会となりました。
私はキスの総重量の部にエントリーをしました。集合場所の「シーサイド高浜」に3時30分頃に着いてかなり早めの朝食をとっていると、参加者がぞろぞろと集まってきました。そして集合時間の4時30分には参加者が全員集合しました。点呼および競技説明を行い、高浜参加常連でGFG北陸の宮本幹治さんからポイント解説をしていただきました。車で釣り場付近の駐車場に移動した後、皆さんが思い思いのポイントへと歩いていきました。
私はオープン参加の石賀洋さんとともに駐車場から東へと歩いていきました。東三松海水浴場と若宮海水浴場の境で私は足を止めて竿を出すことにしました。石賀さんはもう少し歩いて若宮海水浴場で釣りをされるとのことです。
週半ばに降った雨の影響で海が多少濁っており、砂浜にはゴミや海藻が打ちあがっているものの、波は穏やかで釣れそうな雰囲気があります。北陸からオープン参加の佐々木聖さんの横にお邪魔させていただくことにして、重量勝負に有利な良型キスを狙ってスピニングB7号の6本鈎仕掛けに石ゴカイを1匹ずつ付けて3色ほど投げました。さびいてくる途中で何か不思議な感じがして、回収してみると仕掛けが絡まっていました。2、3投しても同じように仕掛けが絡まって回収されます。しかし、隣で釣りをされている佐々木さんは順調にキスを釣り上げており、同じワンドで釣りをされている芹澤大二郎さんもキスを釣り上げています。海の中ではかなり潮が動いていて、仕掛けをさびく筋が違うと全くダメみたいです(離岸流)。
早々にこのポイントに見切りをつけ、東三松側の誰も釣りをしていないワンドに入りました。そこでやっとキスの顔を見ることが出来たのですが、重量勝負には厳しい10cmに満たない小さなキスが3連で釣れました。消波ブロックの間を抜いて投げても同じようなサイズしか釣れず、最大で約13cm・・・。それでもあきらめずに同じ仕掛けに石ゴカイ1匹づけで我慢の釣りをすること2時間。とうとうしびれを切らしてしまい、仕掛けを競技キスSP5号9本鈎に変更して数釣りを楽しむことにしました。100匹越えの数釣りはやはり楽しいものです。
今年の高浜は雲一つない晴天で波も穏やかで釣りがしやすい状況でしたが、釣れるキスのサイズが平均して小さかったです。その中で1kg以上を釣られた方が3名いました。若宮方面で釣りをされたオープン参加の芹澤さんが数と型をまとめて1344gで優勝となりました。同じく若宮海水浴場で釣りをされた石賀さんが1212gで準優勝、私の隣のワンドで釣りをされていた中平幸男さんが1109gの3位となりました。
大キス長寸の部では、大会3連覇を狙っていた梅本さんは残念ながら大型キスを釣ることができず、湯浅研史さんが25.4cmのキスを釣られて初優勝となりました。
最後に、当日キスの審査(大キス長寸、キスの総重量)および結果発表にあたりお手伝いしていただきましたGFG関西投げ釣り部の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
報告 : 投げ釣り部事務局 柏木 一夫