本年もGFG投げ釣りオープン大会を3月24日(日)、淡路島、鳴門市一帯を釣り場として開催しました。毎年参加人数が増え、4回目の今年は75名のエントリーがありました。
顔見知りがほとんどでしたが、ブログやGFGのHP等で開催を知った方、数名から直接電話やメールでの申込がありました。参加者の裾野が広がり、幹事としてはうれしい限りです。
私は、いつも上位入賞者が出ている仮屋・森の一文字にチャレンジすることにします。仮屋一文字に私とクラブ員4名が、森一文字に友好クラブの西塚さん達4名が上がられました。一文字は今年も早くからカレイが顔を見せており、誰かがザブトンクラスをGETするものと期待度MAXで釣りの準備をします。仕掛けはナイロン3号の道糸に、オモリ30号、ハリス6号、『トーナメントカレイ』13号の2本鈎。竿はもちろん『がま投バトルサーフ』です。エサはマムシ(本虫)と青イソメを用意しました。
釣場の水深はそれほどではなく、根もない平坦な場所です。おまけに近投のテトラ際以外はエサ取りもおりません。残念ながらのどかな時間だけが過ぎていきます。7時頃、私の釣り座から一番離れた服部氏に30センチのカレイが釣れました。さあ時合と、気合を入れエサを新しいものに代えて打ち返します。しかし、潮の流れがだんだん速くなり仕掛けが流されます。仕掛けが落ち着かないと魚は食ってきません。今がラストチャンスか・・・。1本の竿を巻き上げると、カレイ独特の締め込みがあります。オモリの後ろにカレイが着いています。抜きあげると34センチほどの良型マコガレイです。続けて25センチと連発します。
サイズアップを目指して、投げては巻き打ち返しを繰り返すのですが、そうは上手くいきません。結局、納竿までドラマは有りませんでしたが二匹釣れたので満足です。森一文字の西塚さんは大型カレイを釣られたようで満面の笑みです。
審査は14時から淡路ハイウェイオアシスにて今年も永沢テスターに検寸していただきました。大きなカレイ、アイナメが提出される度に歓声があがります。42.6cmのマコガレイを釣られた西塚さんがカレイの部で優勝されました。アイナメの部は堂の浦で41.7cmを釣られた安達さんがトップです。他魚の部は和田さんが鳴門岡崎でスズキ68.2cmを釣られて優勝です。
アイナメ3匹、カレイ2匹の計5匹が40cm超えの素晴らしい結果です。カレイも以前と比べると数が釣れなくなり、釣れたら大型という傾向が強くなりました。そのためカレイ狙いの投げ釣りをする人も減ったように感じましたが、本大会への関心の高さはまだまだ衰えていないと感じました。参加を楽しみにされている方が多くおられます。
といいますのも審査会場でも、和気あいあいと親交を深めておられる光景があちこちで見受けられました。大会の終了後も、参加者の皆さんがブログやSNS、動画で大会の模様や結果等をUPされています。幹事としては本当に嬉しい限りで、まだまだ大会が盛り上がっていく手応えを感じております。
今回もGFG関西の中谷本部長、谷野副本部長を始め、投げ釣り部の皆様には受付から賞品提供、審査までご協力をいただきありがとうございました。これからも引き続きご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
参加者:GFG関西・18名,一般オープン・51名,女性・3名 計72名
報告 : GFG関西投げ釣り部 大物審査委員 湯浅 研史