第2回投げ釣り親睦会を6月30日(日)福井県高浜にて、前日18時から釣りをスタートする大物長寸の部(釣場不問)と朝5時から釣りをスタートするキスの総重量の部を同時開催しました。
大物長寸の部は、参加者は非常に少なく2名。キスの総重量の部は、北陸から3名、オープン参加4名を含む総勢22名。昨年の参加人数(27名)を踏まえて、大キス長寸の部を大物長寸の部と変更したうえで日程を6月末に変更したのですが、大阪で開催されたG20の影響で参加者の少ない寂しい親睦会となってしまいました。
私はキスの総重量の部にエントリーをしました。集合場所の「シーサイド高浜」に4時頃に着いて朝食をとっていると、参加者がぞろぞろと集まってきて集合時間の4時30分には参加者が全員集合しました。点呼および競技説明を行い、親睦会入賞常連者の芹澤大二郎さんからポイント解説をしていただきました。車で釣り場付近の駐車場に移動した後、皆さんが思い思いのポイントへと歩いていきました。
私は関根総務とともに駐車場を最後に出て東へと歩いていきました。若宮海水浴場まで歩き、比較的ゴミの少ないワンドに2人で竿を出すことにしました。週半ばから開始直前まで降った雨の影響で砂浜には多数のゴミが打ちあがっているものの、波は穏やかで濁りも少なく釣れそうな雰囲気があります。
昨年は型を揃えて重量を稼ぐ目論見でスピニングB7号の6本鈎仕掛けを使用して大失敗に終わったその教訓を生かし、競技キスSP5号の9本鈎ビーズ付に石ゴカイを鈎サイズに付けて3色ほど投げました。早速アタリがあり、追い食いさせようとゆっくりさびいていると引いている感じが急に重くなり不思議な感じがして回収してみると、鈎にキスと切れ藻がかかっていました。隣で釣りをしている関根さんも同じ状況です。どうやら海の中は切れ藻が漂っているみたいです。辛抱強く釣りをして数を上げるもののなかなか良型キスが釣れません。関根さんは4~6色で良型キスを上げるもののなかなか連続して釣り上げることができません。隣のワンドで釣りをされていた野間部長がこちらに来られて一緒に釣りを楽しみました。
今年の高浜は雨の影響が心配されましたが、風は強いものの雨は降ることなく釣りのしやすい天候でした。ただ、釣れるキスのサイズが平均して小さく数も少なかったため、昨年は1kg以上を釣られた方が3名いましたが、今年は1kgオーバーがいませんでした。
高浜で釣りをされた坂口昌治さんが数と型をまとめて880gで優勝となりました。若宮で釣りをされて立派なチヌを釣られた芹澤大二郎さんが714gで準優勝、若宮~高浜を釣り歩いて675gを釣られた中本隆さんが3位となりました。大物の部では、湯倉さんが優勝となりました。
最後に、当日の審査(大物長寸,キスの総重量)および結果発表にあたりお手伝いしていただきましたGFG関西投げ釣り部の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
報告 : 投げ釣り部事務局 柏木 一夫