第4回投げ釣り親睦会を9月4日(日)和歌山県煙樹ヶ浜にて開催しました。昨年、一昨年とコロナウイルス感染拡大防止による措置により親睦会の開催が中止となりましたが、今年は無事に開催をすることができました。前日18時から釣りをスタートする大物長寸の部(釣場:和歌山県三重県全域,魚種:全日本サーフキャスティング連盟対象魚(ただし、スズキ,コブダイを除く))と5時30分から釣りをスタートするキスの数釣りの部(1匹長寸+総匹数)を同時開催しました。
大物長寸の部は20名参加(オープン参加14名)、キスの数釣りの部は23名参加(オープン参加1名)で、参加者43名の親睦会となりました。私はキスの数釣りの部にエントリーをし、参加者全員が集まったところで競技説明を行い、釣りスタートとなりました。
大型台風が九州付近にある状況での釣りということもあり、波が非常に高く(2~3m)、海は濁りがあり釣りがしにくい状況でした。前日に試し釣りをされた方からは「キス釣れますよ♪」とのことでしたが、これだけ波が高いとキスの個体数は少ないと感じ、夜光オモリ27号、夜光ビーズ付キスSP7号の5本鈎仕掛けにエサの石ゴカイを目立つように大きくつけて第一投を3色あたりに投げました。砂利浜特有のごつごつしたさびき感と強烈な引き波の抵抗を感じながら2色までさびいたところキスのアタリがあり、巻き上げたところキスが1匹釣れていました。2投目も同じところに投擲したところ、またまたキスが1匹釣れました。まわりを見回したところ、皆釣果は渋いみたいでキスの顔を見た人が数名と厳しい状況でした。これはチャンスと思ったのですが……。それ以降はなかなかキスの顔を見ることが出来ず、他魚(タイ、GT、アジ、チヌ、ニベ、コノシロ、ヒイラギ、イトヒキハゼ、フグ、etc)ばかりが釣れ、場所移動をするもののキスが釣れない状況が続きました。
台風の影響で風は強いのですが、上空には雲があまりなく日差しが強くて蒸し暑いので終了1時間前に根負けしてしまい竿を片付けて、商品抽選会の準備をしつつ終了時間が来るのを待つことにしました。
キスの数釣りの部は3年前と同様の寂しい釣果となりました。松岡さんが長寸、匹数ともに2位となり総合優勝となりました。準優勝には終盤に最長寸のキスを釣られた芹澤さん、3位には四国から来ていただいた岩間さんが匹数トップの11匹を釣られて入りました。
大物の部も波が高い影響を受けて3年前よりも寂しい釣果となりました。その中でも50cmを超える良型のコロダイを釣られた養老さんが優勝。柿山さんが準優勝となりました。3位は接戦となり僅差でキチヌを釣られた山本さんが入りました。
大物長寸審査をお手伝いしていただきましたテスターの湯浅様、結果発表および賞品抽選会にあたりお手伝いをしていただきましたGFG関西投げ釣り部役員の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
報告 : 投げ釣り部事務局 柏木 一夫