GFG投げ釣りオープン大会を3月26日(日)淡路島、鳴門市一帯を釣り場として開催しました。54名のエントリーがあったものの、当日の欠席もあり49名の参加となりました。
当日の予報は雨、しかも午前中の一番熱い時間帯が大雨とのことでいささかテンションも下がるなか、同じ釣り仲間の岡本さんと淡路島に向けてひた走ります。
GFG関西投げ釣り部 大物審査委員 湯浅 研史
参加者:GFG関西・13名,一般オープン・36名 計49名
0時から淡路島ハイウェイオアシスにて受付を開始し、ほとんどの参加者が電話またはメールでの受付となり、無事に受付が終了しました。
どうせ雨中の釣りと短時間で勝負がつきそうな仮屋一文字を目指します。一文字に上がってしまうと、大雨でも釣りを続けざるを得ません。退路を断って頑張る所存です(笑) 。
同じ志しを持った本大会参加者4名と渡船に乗り込みます。酔狂な大会参加者以外、釣り人はもちろんいません。
遠投に有利なナイロン3号の道糸に、オモリ30号、ハリス6号、新製品『スーパーサーフ』13号の2本鈎です。この鈎は「A1トーナメントカレイ」のフォルムをそのままに、ナノスムースコートで貫通力をアップさせています。
12時30分に迎えが来るので、気持ちを全集中してフルキャストします。投げ終えると順番に誘いをかけていきます。
一投目の竿をあおると、かなりの重みが伝わってきます。流れ藻が多い時期なので、それがたくさん仕掛けに絡まったかと思ったのですが、リーリングすると魚の引きも感じられます。足元まで寄せると海藻と共に大きなカレイが見えます、それもダブルで!慎重にタモ入れをします、大きい方は軽く40センチを超えています。もう片方も40センチに迫るサイズのマコガレイです。体力も回復し、魚体も肉厚でナイスコンディション、『スーパーサーフ』がしっかり口元を貫通しています。
朝一に釣れると一安心、気分も楽に釣りが出来ます。すると隣の岡本さんも気持ちよさそうに竿を曲げています。タモに収まったのは、これも40センチを超えるマコガレイ。冷たい雨を吹き飛ばす釣果に、お互い笑みがこぼれます。
納竿まで雨風にも負けず、エサ取り全開の中、打ち返しを続けたおかげで、もう2枚の良型マコガレイを追加し、十分すぎる釣果に満足して審査会場に向かいます。
審査はカレイの部、アイナメの部、他魚の部に分けて行います。荒天にも関わらず、大きな魚が検寸台にあがります。
審査の結果、なんとカレイの部は私が優勝、岡本さんが第三位に入賞です。アイナメの部は鳴門で42センチを釣った小林さんが優勝。カレイ、アイナメあわせて40センチオーバーが5匹も釣れています。
他魚の部はコブダイ60.5センチを釣られた高垣さんが優勝です。賞品は投げ釣り用のデイパックで本日一番の賞品でした。
ずっと雨で修行のような釣行でしたが、今回も楽しい大会になりました。審査、検寸をしていただきました西大阪サーフ様、GFG関西の中谷本部長,安井事務局、投げ釣り部の皆様、受付から表彰迄お手伝いいただきありがとうございました。来年も和気あいあいとした楽しい大会にしたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。