7月9日、GFG関西投げ釣り部親睦会(大物釣りの部、キス数釣りの部の合同開催)を大物釣りの部は淡路島~鳴門一帯にて、キス数釣りの部は淡路島吹上浜にて、審査場所はキス数釣りの部と同場所の吹上浜にて開催しました。
降雨の天気予報通り集合時間の午前4時半には大雨が降り、砂浜に全員集合しての参加者確認、競技説明を行うことが出来ず、顔を見かけた方に対して競技範囲および検量時間の説明を行うこととしました。雨が小降りになるまで車で待機していただいても良いという形で競技スタートとしました。そして、私が競技者全員に伝えることができたころには雨がやっと小降りになりなんとか釣りができる状況になりました。
浜を眺めるとかなりの漂流物が打ち上げられており、ここ数日の天候により海の状況が良くないと判断し、海を見て川口がある左側ではなく、右側の吹上浜キャンプ場付近を目指すことにし、谷弘志朗さん、GFG四国の吉永武司さんと歩きます。目的地の突堤に着いたところ、野瀬昌久さん、橋口尚人さんがすでに釣りをされていました。少し遅れて野間部長が到着しました。
私は突堤左側で竿を出す事にし、アルテイシア30号に競技キスSP5号8本鈎仕掛けに餌のイシゴカイを大きめにつけて2色付近に投入しました。波が少し高いため、仕掛けが絡まない程度のスピードでさびきましたが全くアタリがなく、再度同じところに投入して今度は力糸までゆっくりさびいたところフグが釣れました。突堤の右側で釣りをされている方は何名かがキスを釣られている感じです。しかしこちらはキスが釣れる気配がなく3投したのちに場所移動をしました。
釣り歩きながら審査場所に戻ることにし、ところどころで竿出しをするものの全くアタリがなく審査場所まで戻ってきました。しかし、審査までまだまだ時間があるので、最初に良くないだろうと判断した川口がある左側へ足を運ぶことにしました。釣り人が集まっているところが釣れているのでしょうが、いまさらお邪魔するのも良くないと思い、少し手前の空いた場所にクーラーを置き、仕掛けを投入したところメゴチが釣れました。少しは目があるポイントなのかなと思い、気合いを入れなおして数投したところ待望のキスの顔を見ることが出来ました。しかし、後が続かず競技時間終了を迎えました。
キスの食いが渋いというより群れが無く単発ながら釣れている様子で、参加者の多くは数を伸ばす事ができずに終了時間を迎えた様子でした。審査の結果、優勝は重永誠さん(26匹)、2位は福田紀一さん(21匹)、3位は大前勝紀さん(18匹)となり、仕掛けを絡ませずに波打ち際を丁寧に攻められての釣果でした。
大物釣りの部では大雨で釣りがしづらい状況にもかかわらず立派な魚が検寸台に上がり、審査会場をにぎわせました。その中で、一際大きいマダイ63.1cmを釣られた宮内純さんが優勝となり、準優勝はマダイ54.6cmを釣られた湯浅研史さん、3位はヘダイ43.6cmを釣られた高倉雅典さんとなりました。天然のマダイはサイズが大きくなるにつれて顔がいかつくなるなぁと思った次第です。
あいにくの天気でキャンセル者が多かった中、約50名の方が本親睦会に参加していただきました。釣り途中には強い雨もあり、釣果的に厳しい面もありましたが、他支部からの参加者もあり、楽しい有意義な親睦会となりました。参加者および役員の皆さまありがとうございました。
GFG関西投げ釣り部事務局 柏木 一夫