11月12日、第6回投げ釣り親睦会を京都府・天橋立にて開催しました。10月末頃まで夏日の続く日があったものの、徐々に寒くなり開催日の日本海側は急に寒さも強くなりました。
早めに智恩寺駐車場に着いて仮眠を取り、集合時間前に起きると既に多くの参加者が顔を揃えていました。参加者名簿を片手に出欠確認後、集合時間に事務局の柏木一夫さんより参加者再確認・競技説明後、釣り場に向かいスタートとなりました。
私は海水浴場側から小天橋に向けて竿を出す事にしました。近投メインで攻めるイメージでジーシスX30号にF1キス7号5本鈎仕掛けに石ゴカイと釣具餌店で初めて見たミナミ本虫を鈎先2~3cmとアピールできる大きさにエサ付けをして3色付近に投擲しました。ゆっくりサビキ初めて2色付近でゴンゴンとした強烈なアタリがあり1投目から最先良いスタートだなと思い手前に寄せて見ると、20cm程のチヌとその下の鈎には18cmクラスのキスが釣れていました。ともにイシゴカイのエサに来ていました。例年ならば海水浴場先端部は多くの参加者が見られるのですが、今年は少なく皆さんは別のポイントで竿出しをしているみたいです。しめしめと思ったのですがなかなかアタリは続かず場所移動をすることにしました。大天橋側を目指すか小天橋側に動くかを思案しましたが、審査・表彰場所を考えて普段はあまり竿出しをしたことがない小天橋先端部を目指すことにしました。釣り歩きながら参加者の釣況を聞くと、全体的に魚の食いが悪い状況でクサフグだけが活発に動いている様子で鈎が取られている感じを受けました。
小天橋先端部に向かうと相談役の岩崎義行さん、柏木さん、少し離れた外向きに長野県から久しぶりに参加いただいた若林英治さんがいます。話を聞くとなかなかキスの顔が見えていない様子で、柏木さんは船のミオ筋の変化のあるポイントで良型キスを釣り上げており、私も同様のポイントを狙ったものの小鯛・へダイとキスの顔を見る事が出来ません。置き竿気味で狙うとフグの猛攻で鈎を取られる状況で9時半過ぎには検寸場所近くの釣り場へと戻りました。そこでは中平幸男さんが2匹の良型キスを釣られており、その横で私も狙ったものの時間だけが過ぎ審査時間を迎えました。
キスおよび他魚の審査では、副部長の外山均さんが検寸、私が記録係,審査委員の湯倉直樹さんが3匹長寸計算とスムーズに役割分担ができました。今年の釣況は例年と違って良型キスは少なく、他魚の部でも20cm程のへダイと貧果でした。夏日が続いたあとの急激な気温変化と当日の小雨が降る天候、最近の釣果情報でサゴシの群れが回っているということが影響した感じを受けました。
本年度最終の親睦会で普段顔を会わせる機会の少ないGFG中国・GFG北陸からの参加者と釣りを楽しむことが出来ました。残念ながら今回は寂しい釣果となりましたが、役員さんのご協力のもと充実した親睦会となりました。ありがとうございました。
報告者:GFG関西投げ釣り部部長 野間 弘
<参加者>
関西投げ釣り部:26名,GFG中国:5名,GFG北陸:1名,オープン:4名 計:36名