ＧＦＧ北陸・関西の合同投げ釣り親睦会を5月20日（日）に福井県の波松海岸で開催しました。毎年恒例の合同親睦会ですが、昨年は悪天候でほとんど釣りにならなかったので参加人数が心配されましたが、総勢43名（欠席2名）の賑やかな顔ぶれとなりました。
受付終了後にＧＦＧ北陸の高田さん、田中さんより競技説明が行われたあとに海岸に散らばりました。数日前の釣果情報では「数はかなり出ており、場所によってはシーズン初期独特の良型がバタバタ釣れることもある」ということで、少し肌寒いのもなんのその、皆さん思い思いの場所まで足を運ばれています。私は皆さんがポイントに入られるのを見送りながら競技エリアの右端まで一気に足を伸ばしました。
快晴で、波、風ともに穏やかな絶好のコンディションの海に「シロギスファイン6号の6点仕掛け」で3色付近に第1投です。いつものようにクーラーに腰を下ろして･･･と思うやいなや、竿先がガンガンゴンゴン引きこまれます。しばらくリーリングしてみますが、ずっしりと重くなったので早々に回収してみると、何とも景気良く20cm級を含む3連でバナナ状態になって上がってきました。こうなると仕掛けがどうとかエサがどうとか言っている場合では有りません。
早急に仕掛けを交換し、あとはキスバナナにならないように早め早めのリーリングを心がけつつ周囲のキスを釣りまくることに専念します。いいラインにあたれば6点仕掛けに良型混じりで6本パーフェクトもあり、開始１時間ほどでクーラーから全ての飲み物を出してしまうという何とも嬉しい好調果です。
会員さんにエリア端では絶好調の電話連絡をしますが、本部近くのエリアも「そこそこ好調」とのことで、そこで頑張るとのこと。それではせっかく端のエリアまで足を伸ばしたのだからこのエリアのキスを根こそぎ釣ってやろうと、小さく移動しては投げる方向を変えてキスを散らさないようにしながら数を稼いでいきました。後半戦は好調情報を聞きつけた岩崎相談役がエリア端まで移動してこられ、一緒に竿を並べましたが、時折掛かる良型や大きな連で盛り上がりつつ最後までキスのアタリを存分に楽しみました。
審査会場には多くのキスが持ち込まれ、皆さん数を数えるのに苦労されていましたが、全参加者43名中、束釣りを達成された方が７名という近年まれに見る絶好調で、審査でも大いに盛り上がりました。
最後になりましたが、今年も大会運営から昼食の準備までいろいろとお世話いただきましたＧＦＧ北陸の役員さんの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
次回は6月19日（日）福井県・高浜にて投げ釣り親睦会開催予定です。例年少し小ぶりながら皆さん記録的大漁で大いに盛り上がる会場です。多数のご参加お待ちしております。

レポーター　事務局　中　英紀