第3回投げ釣り親睦会を6月17日(日)福井県高浜にて、北陸からの参加者1名、オブザーバー3名を含む総勢24名で開催しました。
6月の福井県高浜は3桁釣りが期待できる場所ということで、朝早くの集合(4:30集合)にも関わらず参加者の士気は非常に高く、作戦会議があちらこちらで見受けられました。
ただ、皆が一様に気にしていたのは前日に降った大雨の影響がどうでるか・・・でした。
雨が少しぱらついていたので集合場所の道の駅で競技説明をすませ、車で釣り場付近の駐車場に移動した後、準備が整った人からそれぞれ思い思いのポイントへ移動しました。
私は去年好成績をあげていた若宮まで歩いて行きました。沖にあるテトラ一文字が切れている場所にクーラーをおき、ビーズ付9本鈎仕掛け(キススペシャル5号)をチョイスして第一投を2色あたりに投げました。
全くアタリがない状態で回収したところピンギスが1匹だけついていました。これはまずいと思い、次は3色まで投げてさびいてみるとまたまたアタリがない・・・でもまたまたピンギスが1匹だけついている状態でした。
例年からすると5、6連は当たり前なので早速ダメな場所に入ってしまったと思い、すぐに場所移動をしたのですが・・・そこでも2、3匹が釣れる状態で、いつもと状況が違うということが釣りを開始して45分ほど経過してわかりました。冷静になって周りを見渡すと、皆私と同じように四苦八苦しており、場所移動をしている人も見受けられました。
そうとわかれば、キススペシャル7号の5本鈎仕掛けに変更し大きめにエサをつけて、一匹大きいキスを狙いつつ数をのばす作戦へと変更しました。しかし、大きなアタリが2回あったものの20cm程のガッチョ、25cm程のヒラメが釣れただけで、キスはアタリがほとんどわからないサイズが釣れるのみでした。
10時30分に審査場に皆が戻りキスの審査が行われました。やはり今年の釣果は厳しく、皆が渋い顔をされていました。
匹数トップは87匹で昨年に引き続きGFG北陸の宮本さんでした。長寸トップは唯一20cmオーバーの21.3cmを釣られた石井さんでした。総合優勝は長寸、匹数ともに2位の好成績を挙げた中平さんが2連覇を達成されました。
中平さんは私と同じく若宮で釣りをされており、こまめに場所移動を繰り返して効率と手返しを重視した釣りをされていました。腕前の差を痛感した一日でした。
最後に、GFG北陸の宮本さんには貴重な商品を多数提供していただきましたこと御礼申し上げます。そして、キスの審査(検寸)および結果発表にあたりお手伝いしていただきましたGFG関西の役員の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
また段取りが悪く皆様にご迷惑をおかけしましたが無事終えたこと感謝いたします。
レポーター 柏木 一夫