H28年6月12日神奈川県相模川高田橋地区で、関東各地から63人の仲間が集まり標記予選会が開かれました。早朝5時前、広い河原には関東各地からの参加者の車列ができている。今日は大事な予選会、受け付けも前倒しされ、早々に大半の参加者が受付を済ます。開会式は朝倉本部長のご挨拶、小室テスターのルール説明で始まり、オトリ配布を受けた参加者は、晴天微風、清冽に輝く朝日を背に受けて代表権を目指し川中に散ってゆく。
今年の相模川はいたるところ天然遡上アユだらけ。しかし天然アユはいまだ未熟で、良型の放流アユは解禁以来抜かれ続け、まとまった雨も降らず非常に難しい状況。名手といえどもオトリ交換に失敗するとボウズを食らう可能性もある危険な河川状態。
さて結果はというと、午前中31匹と予想を超える釣果をたたき出した鈴木 一行様が優勝。お見事の代表権獲得。大健闘の太田 雅司様は、今年もかすりの第2位で残念。3位には4位と同数ながら1歳強の年長ということで平井 幹二さん（笑）。野崎さんごめんね。青年部は日賀野 雅也様が優勝。3回目の代表とはやるね。レディースは7匹を釣った堀 友里子様と野崎 三咲恵様が代表権獲得。代表権を獲得された方はおめでとうございます。華やかな全国大会を楽しむと同時に、関東代表として是非頑張ってください。そして今年も相模川の大鮎の可能性を感じさせる立派な海産鮎を釣られた幡野康則様が大物賞。
こうして無事大会も終わりました。スムースな大会運営は、支部長が釣りに夢中の中、役員に徹してくれたN磯テスター、K役員をはじめ、役員の方々のおかげです。また参加の皆様には、運営へのご協力有難うございました。井上鮎販売所様、相模屋田名店様からの元気オトリに感謝いたします。そしていつもながらがまかつ様からの豪華協賛品で大会は盛り上がります。
最後に、あと1か月もすると膨大な量の天然アユが成熟してきます。相模川の天然アユの強烈な当たりと引きがもうすぐ到来ですよ。

《報告 関東地区副本部長 平井 幹二》