8月21日(日)、平成29年度GFG杯鮎釣り選手権関東地区予選会が栃木県那珂川町の那珂川(小川地区)で行われ、関東各支部から48人の会員が参加した。本大会は、来年度のGFG杯鮎釣り選手権の関東地区代表一人を選出するため開催されたものである。大会当日の河川状況は、8月17日に通過した台風の影響で約90㎝増水し開催が危ぶまれたが、平水よりも約40㎝ほどの高水で濁りもなく竿を出せるまで回復したことから予定どおり開催となった。今年の那珂川は、例年より多くの天然アユが遡上したものの、解禁当初からの渇水により厳しい状況か続いていた。しかし、今回の増水により青ノロが一掃され活性の高いアユが釣れるものと期待された。そのような中大会は天気も良く暑い1日となったが、アカが飛んでいるポイントが多く場所ムラがあったことから釣果が伸びなかった。結果、上限エリア最上部に入った武井健一さんが16匹の釣果で見事2連覇を果たした。なお、全国大会の出場権については本人が辞退したため2位の亀梨隆さんが獲得した。参加された会員の皆様ならびに役員の方々大変お疲れ様でした。そして、協賛をいただきました「がまかつ様」、平山釣具店様に御礼申し上げます。最後に、熊本大震災義援金のとりくみとしてカンパ活動を行った結果、18,910円を集約することができました。ご協力をいただいた会員の皆様に厚く御礼申し上げます。
《報告 栃木支部長 石川 嘉一》