GFG九州:北九州支部主催 <<大会結果>>

クロ釣り大会 【県南一帯】

北九州支部は11月19日(日)、大分県南一帯で秋季クロ釣り大会を開催し、9名が参加しました。規定は25cm以上のクロ3匹までの総重量(同値の場合は、1匹長寸で順位を決定)。当日は前日からの強風と寒さでかなり厳しい釣りになりました。受付時には出船できるのか心配していましたが、北風に強い大分県南です。なんとか釣り場に渡ってクロを釣り検量に持ち込みました。しかし、シーズン初めの食い渋りがあり検量のクロの数も少なく、大変難しい釣りをしたようです。寒さと強風の中での食い渋りでハリ外も連発し、皆さんの釣技を持ってしても数匹のクロしか釣れない状況でした。また当日の参加者の人数も少なく数分で検量終了となりました。今後はクロ釣果も上向きになりそうです。会員の皆さん大変お疲れ様でした。支部大会への参加者が少ないので、今後の大会参加をお願いしてレポートを終わります。
リポーター 北九州支部事務局長 山口政治

成績

順位 氏名 匹数 重量
優勝 中司 亮 3匹 1,670g
2位 藤越 典生 2匹 1,640g
3位 西川伸太郎 2匹 1,350g

■参加人数:9名

優勝者の談・中司亮
西高東低による冬型の悪天候のせいもあってか、今回は参加人数が少なめでした。選んだ釣り場は、2週間後に開催されるG杯グレ全国大会の会場となる米水津の磯。この日は他に大きな大会が開催されており、2便目で遅めに出船し、地磯周りに渡礁しました。今シーズン最も冷え込んだこの日、吹きつける強風に耐えつつも、早々に手がかじかんで針結びも苦戦する状況。それでも本命の下げ潮が流れていたため集中を切らさず、風の影響を考えながら道糸操作に気を配りつつ、狙いのポイントへ仕掛けをトレースしていきますが、ヒットするのは足裏から30cm前半までのサイズ。新製品のファイングレも使用しながら試行錯誤を続け、良型グレのいる潮を探しますが、中々サイズアップが叶わず。残り時間が少ないところで瀬変わりしてラストチャンスに賭けましたが、結局納得サイズのグレはキャッチできず不完全燃焼のまま納竿。検量場所に戻ると、釣果があったのはわずか数名とのことで、この日の厳しさを物語っていました。今期の支部大会はなかなか良い釣果を上げることができず、今回こそはと気合を入れて挑んだのですが、運も味方してくれて上位の成績を収めることができました。今期の大分県南は、不調だった昨年とは違い、多くの磯でグレの個体がふえてきているようなので、寒グレシーズンは大いに楽しめそうです。最後に、企画、運営いただきました支部役員の皆様、参加された会員の皆様、寒い中お疲れ様でした。



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