薄い雨雲に終日覆われた10月4日（日）、北九州支部は北九州～関門一帯を会場とした「秋季チヌ釣り大会」を行い、オブザーバー5名を含む25名が参加しました。4月の支部大会を延期した形での開催となった今大会、参加者たちは午前4時の受け付けを済ませると、釣り談義もそこそこに、3密を回避しながら早々に思い思いの釣り場へと車を走らせていきました。時折小雨がぱらつく程度で涼しく、釣り人にとっては過ごしやすい日となりましたが、台風後のチヌの荒食いからひと段落した気配のあったこの日は、予想を裏切り各所で厳しい釣りを強いられたようでした。
　30cm前後のメイタクラスはほとんどの場所で釣られていたものの、1匹長寸勝負であった今回。40cmオーバーのチヌを検量に持ち込んだのは6名という結果でした。その中で3匹の良型チヌを釣って見事優勝された金堀会員は、9月に行われた支部大会から2連覇を達成したのでした。優勝者インタビューでは、使用タックルや釣れた時の状況など、参考になるお話を聞かせていただきました。来年開催する支部チヌ釣り大会では、「打倒！金堀会員」を目標に、多くの皆様の熱き闘いが繰り広げられることを楽しみにしております。今回もコロナ対策をしっかりと行っていただいた参加者皆様のおかげで無事に大会を終えることができ、感謝致しております。また、協賛いただきましたがまかつ社様に厚く御礼申し上げます。
リポーター：北九州支部 支部長　中司　亮