九州地区青年部は北部九州の梅雨明け最初の日曜日となった7月24日、長崎県平戸市宮ノ浦一帯で「九州地区青年部イシダイ釣り懇親会」を行い、18名(オブザーバー7名含む)が参加しました。午前4時受付開始後、全員揃ったところで早田昭浩テスターによる競技説明と瀬割りのくじ引きを行い、少しでも良い場所をという船長の配慮もあり宮ノ浦方面と阿値賀島方面と2隻体制で予定より早く出港となりました。宮ノ浦の近況は、例年なら7月に入ると各磯でイシダイが釣れだすのですが、今年は餌取りとなる小型のイシガキダイの数も少なく、イシダイにおいてはほとんど釣れてないという事で心配しておりました。しかし、大会前週には数枚のイシダイが仕留められたとの事で期待が高まりました。当日は海水温も23度と例年に比べかなり低く、魚の活性も今ひとつといった感じでしたが、比較的早い時間に2枚のイシダイが仕留められたとの情報が入り、ひと安心しました。日中は30度を超える真夏日の中、参加者は納竿の午後1時まで果敢に竿を振っていました。帰港後の検量では3名の方に釣果があり、北九州支部の徳光会員が仕留めた56cm、3.3kgに歓声が上がる一幕もありました。しかし青年部大会なので「優勝は青年部より選出」と規定があるため、佐賀県支部の大塚正明会員が見事優勝を勝ち取りました。集合写真を撮り表彰式の後、今回参加して頂いた早田昭浩テスター、高園知明テスターへの質問を行う時間を設け、両テスターからの協賛品が当たる抽選会を行い盛況のうちに大会を終える事ができました。最後になりましたが、今大会を開催するにあたり竿の貸出しや多大な協賛品を頂きました(株)がまかつ様、大会運営にご協力頂いた早田テスター、高園テスター、丸銀釣センター様、参加頂いた皆様にお礼申し上げます。
九州地区本部青年部長・織田斉紀