令和3年10月17日（日）大グレの聖地、三重県　錦磯一帯において、三重支部グレ釣り懇親会（GFG杯予選兼）を16名の精鋭で開催致しました。集合時間は朝5時、会員みなさん久々の再会で早朝より会話が弾んでおりました。今季初のグレ釣り懇親会とあり、まだ夏の鮎釣りの熱が冷めていない会員の皆さんからは、今日は鮎釣り親睦会か？と一瞬間違えるほど鮎の話題で大盛り上がり（笑）。そんな和気あいあいとした三重支部ならではの仲良い朝を久々に迎えることが出来ました。
　さて、当日の状況としましては、前日まで海の状況はウネリが取れず、おまけに懇親会当日の天気予報は雨！爆風！と毎日天気予報と睨めっこが続く日々でした。しかし会員の皆さんの熱意のおかげで当日はなんとか雨も降らず、風は予報通りでしたが、無事受付・競技説明まで終えることが出来ました。競技規定はサイズ規定無しの5匹総重量です。上位3位までがGFG杯関西地区予選会の出場枠をかけての大会となりました。
午前5：30、船は沖へ舵を取ります。ウネリは収まっているものの、風は予報通り強く、船長は安全第一を心掛け船を走らせます。ベテラン船長の安心・安全な操船技術で、できる限りみなさんが風裏のポイントへ安全に渡る事が出来ました。私は国兼さん、橋本さんと3人で日本鼻というポイントへ渡りました。話し合いの結果、各自思い思いのポイントへ向かい午後1時までの戦いが始まります。
　当日の私の状況は、なんと珍しく朝から絶好調で、サンノジ・アイゴ・ハマチに竿がギュンギュン曲がります！秋磯ならではの色々な魚の顔ぶれに気分は最高潮でこれがまた楽しいこと楽しいこと！私の左隣で竿を出している橋本さんは、この場所は座れるし・寝れるし最高の釣り座だよ！と大笑い。アカハタ・サンノジ・ハマチに秋磯を満喫されているご様子。右隣で並んで釣りをしていた国兼支部長は朝からポンポンとグレを釣っています。
　3人並んで釣りをしていても、これほど釣果が違うのかー！！とさすがの一言！ちなみに私は優しい国兼支部長にタナを聞いて棚3ヒロないよーとの事。これは頂いたと言わんばかりに私も3ヒロにし、なるべく違和感が無いように浮力0仕掛けで沈めていくとギュン！と本命のアタリがあり、その後もう１匹追加で何とか2匹グレを釣る事が出来ました。午後からは予報通り風がさらに強くなるとの事で、船長と相談の結果、納竿時間を予定の午後2時より1時間早めに帰港、16名参加中10名の方に検量がありました。
　検量の結果、ブッチギリ優勝は国兼さんの5匹3,895g。2位は5匹2.,200gの杉野さん。3位は2匹2,135ｇの伊藤さん。優勝の国兼さんは当日の釣れる潮を読み、着実にサイズアップをしておられました。表彰の賞品には、がまかつ様、釣りエサ市場様、坂口渡船様から豪華な賞品を頂き誠にありがとうございました。
　また、会員の皆様には新型コロナ対策のご理解・ご協力の上で無事事故もなく親睦会を終えることが出来ました事に大変感謝しております。次回の親睦会は12月、まるまるとした大グレ狙いに皆様のご参加をお待ちしております。※三重支部は釣りのスペシャリストの多さとユーモア満載の会員の皆さんがたくさんいますので、ぜひ楽しいトークを聞きに来てはいかがでしょうか？（レポーター：伊藤　拓明）