南九州支部は6月16日（日）、熊本県相良村の川辺川一帯でアユ釣り大会を開催し、18人が参加しました。
今年の熊本地方は4月頃からの雨量が極端に少なく、6月のアユ釣り解禁以降も渇水のために釣れても小型が少量など、厳しい状況が続いていました。そのため、予定の緑川会場から変更して実施しました。川辺川も減水状態ながら放流数が多く、解禁以来好漁のニュースもあり、今大会では好漁が期待されました。
しかし、2週間続いていた好天が、皮肉にも前日の夜半から上流で雨が降り、当日の朝5時の集合時には、40cmも増水。濁りもあって心配しましたが、短時間の雨でしたので2～3時間後には回復すると判断して大会を決行しました。
午前9時過ぎからは状況も好転し、全域でアユが釣れ始めましたが、どの釣り場でも苦戦されたようでした。それでも、この日のアユの最大は21.5cmで、中には20～21cmの型揃いを釣った会員もいました。昼前には天気もすっかり回復して気温も32度を超える真夏日となり、会員の皆さんは情報交換をしつつ親睦を深め、梅雨明けの再訪に期待して無事に大会を終了しました。
大会レポート：南九州支部事務局　高田茂吉