◇大会報告 (リポーター 南九州支部事務局長 高田茂吉)
南九州支部は3月8日(日)に天草市牛深町で「チヌ釣りチャンピオン戦」の選手選考を兼ねて春季チヌ釣り大会を行い、26名が参加しました。前日までの小雨交じりの曇天も夜半には一転して晴天となり、北寄りの風は強いながらも何とか開催することが出来ました。会員23名のほかオブザーバー3名の参加があり、乗船はくじ順に2回に分れて出港しました。牛深沖一帯は西側から南に掛けて釣り場が点在しています。その大半は低い礁(ハエ)のため、釣り場によっては仕掛けの振り込みの他に波の飛沫を避けることに気を取られて、潮が(満潮9:19)下げに変わる10時ごろまで、まったく釣りが出来ない所もあったようです。それでも、例年ならチヌのシーズンが始まるこの時期、1枚でもチヌの顔を見たいと、皆さんは納竿時間の午後2時まで、熱心に竿を振り釣りに励みました。しかし、この日の牛深のチヌは、隣の上天草市で開催されていた「パールラインマラソン大会」の応援にでも出掛けていたのか、エサ取りの当たりさえなかった所が多かったようです。帰港後の船長の話では、「今季は天候不順のためか、まだ本来のチヌの釣果が見られない」と言うことでしたが そんな中でも、青年部の三輪義幸、水田誠の二人の会員は見事にチヌをゲットして入賞されました。今回、成績は振るわなかったものの、午後からは風も収まる天気にも恵まれて、お互いの懇親を深める中、事故もなく無事大会を終了することが出来ました。参加された皆さん、お世話いただいた役員の方々本当にお疲れ様でした。