南九州支部では、梅雨の中休みの晴天の6月28日（日曜日）、熊本県緑川の支流・御船川でアユ釣り大会を行い18名が参加しました。今年の熊本地区のアユ釣りは、6月1日の解禁日こそ曇天ながら釣りが出来たものの、翌日から降り出した雨はやまず、そのまま梅雨入りとなりました。以来、大会日の28日までのほぼ一ヶ月、たまに晴れた日があっても午後には雨が降り、その度に増水の繰り返しでまともにアユ釣りが出来る日は殆どありませんでした。そのため今回も当日まで会場の水位が気になりましたが、（前夜半まで雨）参加者の思いが通じたのか、当日は梅雨入り以来初めての快晴の1日となり、皆さんは存分にアユ釣りを楽しみ、地元熊本や鹿児島のアユの近況などの情報交換で交流を深めたようです。大会は、前夜の雨で御船川は20㎝ほど増水し少し濁りもありましたが、釣りは出来る状況で、午前6時の開始から午後2時の検量まで、それぞれの釣り場で腕を競いました。釣果は河川の全域で見られましたが、増水したためか意外にも街中の下流域に入った方に数が釣れていたようです。それでも、皆さんは一様に今季初めて1日存分にアユ釣りが出来たと満足の様子でした。表彰式の後、お楽しみ抽選会で大いに盛り上がり、記念撮影をして大会を終了しました。
（リポーター　南九州支部事務局　高田茂吉）