順位 | 氏名 | 成績 |
---|---|---|
優勝 | 安田昌行 | 2匹長寸93cm |
2位 | 倉石富夫 | 2匹長寸92cm |
3位 | 伝田 学 | 2匹長寸91.5cm |
大物賞 | 大井秀和 | 石鯛55cm |
■審査方法:尾長・口太メジナ2匹の合計長寸
■参加人数:8名
総合優勝者の談 安田昌行
磯替えで恩馳のカドに向かいましたが、足元を洗いそうな大きなウネリを見たときは不安が先でした。海面は真っ白な洗濯機状態で、シブキを避けてよそ見でもしようものならウキはサラシにもまれて行方不明です。
釣れてくるのはイスズミばかり。40センチそこそこですがその引きは強烈の一言。また、棚を深く探るとサンノジが激しく抵抗します。
今日はこれで終わりかと諦めかけていました。サラシの切れ目をさがしてコマセを撒いて様子をみていると。やはりイスズミがコマセを追ってバーゲン会場のように走り回っていました。ところがしばらくすると嘘のように姿を消すのです。
大きなウネリが去った直後に多目にコマセを入れ、つぎのウネリが来るギリギリまで待ってサシエを入れると結果はすぐに出ました。ついに顔を出してくれた47センチの尾長グレ。先ほどまでの諦めムードは吹っ飛びました。棚、ハリ、サシエの入れる位置やタイミングを変えてより良い答えを探すのは、釣れている時は楽しいものです。
ハリスは一ヒロ強の固定ウキ。馴染む前にガッチリ上唇に掛かっています。食い気のある尾長グレはかなり遅いタイミングで、海面から半ヒロそこそこまで喰い上がって、目の前にサシエがユラユラ!思わずパクリ?って感じだったのかも知れません。
真っ白な海面の下でいい加減な話ですが、結果オーライの時間差で良型のオナガを数釣ることが出来ました。でも罰ゲームのような荒海のタモ入れはやはり苦手です。ただ幸運だったのは他の磯より少し大きな尾長グレが居たことにつきます。
大井秀和 大物賞の談
今回は数年ぶりの遠征、前回の反省を生かし良い止めを持参し酔うことなく神津島へ。また久しぶりの釣り仲間にも会えて数年前の遠征が昨日の事のように思い出しました、1日目は風が強く思うように振れない中でも普段のホームグラウンド新潟県直江津で味わう事のないイスズミの引きに感動しながら1日目を終えていました。
宿では釣り談義で楽しませてもらいぐっすり。二日目、風は穏やか、めったに乗れない磯にあげてもらい、ポイントをレクチャーして頂きスタート!
中々上手く流せない中で目の前に磯に向かって遠投、ウキが潮に引きずり込まれるように見えなくなり、竿に当たりがくるまで待っていたが何もなく仕掛けを回収しようとすると突然竿が引っ張られ帆を描いた!根掛かり?と思ったら強烈な引き今回の遠征に新調したアテンダーII 2号が根元が曲がり折れるんじゃないかと心配しながらなんとか浮かせてビックリ、見たこともないイシダイ!磯で長さを計測、55センチ前後またまたビックリ!
まさにビギナーズラック!良い釣り仲間に恵まれ、的確なアドレスをしてもらったおかげでした。
今回はGFG長野支部の大会に参加さていただいた中で大物賞を頂くことが出来ました。
釣り人としての最高の思い出になりました。本当に良い仲間に恵まれました、また参加させていただけたらと思います。
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