順位 | 氏名 | 重量 | 尾数 |
---|---|---|---|
優勝 | 相良 忠宏 | 2,990g | 2匹 |
2位 | 北尾 勇太 | 2,735g | 3匹 |
3位 | 中村 誠 | 2,720g | 3匹 |
4位 | 川口 喜久雄 | 2,130g | 3匹 |
■審査方法:グレ30cm以上3匹までの重量(同重の場合1匹長寸)
■参加人数:9名
優勝者の談・相良忠宏
午後9時に長崎市を出港した瀬渡し船「増栄丸」は2時間弱で椛島の東側、通称「奥ノ院」付近に到着。次々と会員を降ろし、私は最後に平田雅支部長と二人で瀬上がりしました。久しぶりの五島での釣りで、満天の星空と澄み切った空気が出迎えてくれました。まずは2人で磯場を確認し、夜グロの釣れそうなポイントを推定します。夜釣りのタックル「アテンダー2.5号5.0M」に、道糸4号、3Bウキ、ハリス4号、針はがまかつグレ(メジナ)11号の太軸針をセット。ハリスを短めにしておくとタモ入れが楽です。タナは2メートルほどで釣り開始。今日の潮周りは最悪の長潮ですが、魚がいれば釣れるものと思って常に前向きに考えています。しばらく仕掛けを打ち返していると、餌取りが寄ってきたようでハタンポが2、3匹釣れました。その後竿をひったくる様なアタリでマアジの35cm級(通称ごんあじ)が3匹ヒット。隣のポイントでの平田支部長もごんあじが入れ喰いです。お土産に喜ばれる魚ですが、今日はグレが欲しい。その思いが通じたのか少々諦めかけた午前3時頃、電気ウキがゆっくりと水中に消しこまれました。少し送って、ガッチリ合わせるとズッシリとした重量感。取り込みやすいワンド側に誘導して浮かせると青白い魚体。間違いなく目指していた50cm級の口太グレでした。慎重に1発でタモにゲット。久々に味わうずっしりとした重量感。すぐにトーナメントバッカンに活かしました。その30分後もやや小ぶりの43cm級をゲット。しかし、規定のあと1匹が釣れず、夜明けを迎えました。朝7時頃、「増栄丸」が見回りに来ましたが、大物が釣れたのでこの磯で粘ろうと思い、平田支部長と決断。しかしそれが裏目に出て、日が上がるとアジゴの大群がはびこっていました。たまにグレが釣れても25cm以下の検量外ばかり。結局この2匹で帰港後検量した結果、かろうじて重量で勝り、久しぶりに優勝をいただきました。スタッフの皆様、お疲れ様でした。今年最後の大会で優勝できて、本当に運が良かったです。
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