長崎県支部は12月4日、長崎市三重沖　能瀬一帯の磯にて「第4回グレ釣り大会」を開催し、21名が参加しました。小雨が降るなか午前5時より受付を開始し、渡礁順の抽選を行いました。お昼前から北の風がやや強く吹く予報だったので、「釣潮丸」船長と相談して最近好釣果が出ている能瀬周辺の低い磯をあきらめ、サイズの期待値は低くなりますが、風の影響の少ない安全な磯へ渡礁させていただく事にしました。場所ムラを少しでも軽減できるよう、1・2番船での「グループ内順位制」を予定していましたが、今回は渡れる磯が限られるため、釣果の期待できる能瀬本島だけを3名、残りを地磯周りへ各磯2名ずつと分けて、磯の1位同士で総合順位を決定する方法に変更し、競技開始を7時30分、納竿を14時としました。明け方には雨も止み、心配された強風も予報に反し穏やかで、曇り空の過ごしやすい1日になりました。2週間前に盛会だった同場所での第3回大会とは海の様子がガラリと変わり、急激な水温低下が影響してか全体的にグレの活性は低かったようです。食い込みが悪く針がかりしなかったり、針外れが多発するなど苦戦されていましたが、それでも港での検量には14名の持ち込みがありました。磯ごとの勝敗を決めるいつもと違う検量も、僅差の磯が多くありワイワイと楽しめたようです。結果、能瀬本島にて本日最大45センチを含む3匹を釣り上げた永川会員が優勝し閉会しました。
今年も皆様のご協力により、予定しておりました全ての大会を無事に修了することができました。誠にありがとうございました。また、毎回ご協賛いただきましたがまかつ様、釣潮丸様にも心より御礼申し上げます。来年も新しい場所、新しい企画を盛り込み、「楽しい親睦会」になるよう努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
リポーター　長崎県支部長　平田雅