新型コロナの影響で例年の親睦会が中止続きの中、今年初めての奈良支部親睦会を12月6日(日)、三重県新鹿にて開催しました。支部役員で万全の感染防止対策を事前協議した結果、近県会員の移動を避けて頂くこととしました。今回は、「奈良支部会員のみ」の参加に限定し13名で粛々と開催させて頂きました。いつもは渡船店事務所で受付を行うのですが、密を避けるために港での受付、参加者全員の検温、消毒、予備マスク配布など、これまでとは違った開会となりました。
大会規定は「23cm以上のグレ5匹重量」で競いました。私が渡礁した「遊木戸」はキーパーサイズの小長(尾長)の数釣はできるものの、なかなかサイズアップができず午前10時以降はサシエも残るほどでした。周囲の仲間も竿は曲がっているものの同じような状況で、30オーバーを手にすることに四苦八苦していました。どうやら私達はまだグレと遊べただけ幸せで、「沖磯」に渡礁した仲間はグレの顔すら見られなかったと嘆いていました。
帰港後、早期解散のため早々に検量を始めましたが、ほぼ同サイズのグレばかりが持ち込まれ、そのドングリの背比べを制したのは??? 副支部長の國保テスターが見事優勝を手にされました。今回は前例のない状況下、手探りで開催した親睦会となりましたが、支部会員の皆様も賞品を手にして喜ばれており、今日まで体調不良などの連絡も無いところをみると、無事成功といったところでしょうか。万全の感染防止対策を事前に計画して挑んだ親睦会でしたので、役員一同胸をなで下ろしております。
次回開催する時にはコロナも完全収束し、安心して大好きな釣りを楽しめる世の中になっていることを祈念しています。最後にご協力下さいました㈱がまかつ様、協賛店の皆様、ご参加下さいました会員の皆様本当にありがとうございました。(レポーター:奈良支部事務局・酒本直樹)