GFG九州:佐賀支部主催 <<大会結果>>

秋季懇親釣り大会【平戸島一帯】

 コロナ禍もだいぶ収束傾向となった11月21日(日)、佐賀支部は感染対策を徹底して長崎県平戸島一帯において今年最後となる秋季懇親釣り大会を開催し、オブザーバー1名含む17名が参加しました。対象魚をグレ(3匹総重量)とイシダイ(1匹長寸)を予定しておりましたが、秋磯シーズン突入ということで他に開催のイシダイ釣り大会と被り、イシダイ釣りの参加者が少なくなりました。そこで急遽、イシダイの部をイシダイ(イシガキダイ含む)優先の他魚(青物)の部へと変更して行いました。当日はこの時季まれに見る凪の好天に恵まれ、午前0時の平戸大橋公園(上)での受付時には、平戸警察署のパトロール警察官の方にも注意事項を含む挨拶をして頂き、各会員は目指す釣り場へと向かいました。午後3時からの平戸大橋公園下での検量では、ほとんどの会員がニコニコ顔で好釣果が覗えました。まだまだ良型が出てない昼間の宮之浦も夜は一転、大型の45cmオーバーのグレがたくさん釣れており、やはり夜グレがメインとなったようです。中でも凪日にしかなかなか上がれない頭ヶ島北の独立礁が好釣果だったようで、優勝の川上・西川組、2位の富田・桑原組は45cmオーバーを各々揃えておられました。また、グレの大物賞は生月島地磯で50.3cmを釣られた毎度の田口会員でした。一方、イシダイ狙いの5名は残念ながら今回も全員が本イシ不発となりましたが、2名がイシガキダイを確保して早田会員が優勝となりました。
 ご参加頂きました支部会員の皆様お疲れ様でした。来年はコロナが完全終息して、好天の中で大会が安全に開催できるよう願っております。最後になりますが、ご協賛頂きましたがまかつ様、本年もありがとうございました。令和4年も宜しくお願い致します。(レポーター:佐賀支部支部長 藤戸一郎)

成績【グレの部】

順位 氏名 重量 尾数 1尾の最大長寸 釣場
優勝 川上 忠司 4.970kg 3 46.0cm 宮之浦・頭ヶ島
第2位 富田 聡 4.830kg 3 46.4cm 宮之浦・頭ヶ島
第3位 田口 和彦 4.710kg 3 50.3cm 生月島・地磯
第4位 桑原 将太 3.260kg 3 42.0cm 宮之浦・頭ヶ島
第5位 西川 寛輔 2.990kg 3 47.1cm 宮之浦・頭ヶ島
第6位 近藤 直人 2.905kg 3 44.5cm 生月島・地磯

■参加人数:17名
■審査方法:25cm以上3匹の総重量
※同重量の場合は最大長寸

優勝の談 川上 忠司
 コロナ禍により、3月以来となる久しぶりの懇親釣り大会でしたので鼻息を荒くしての参加でした。午前0時の受付を済ませて西川会員と宮之浦へと向かい、馴染みの丸宮釣りセンターにお世話になり午前1時30分頃に出港し、頭ヶ島のTの字に上がりました。実は半年以上ぶりの磯釣りでしたが、海況は程よい凪に加え満月のお月様も雲で隠れており、「これぞまさしく絶好の夜グレ日和」と、釣る前から釣れた気分となり一人でニヤニヤしていたら西川会員からキモいよと言われました。
 タックルは、新品の愛竿マスターモデル尾長H5.0mに電気ウキにハリス・ラインは5号、鈎は伊勢尼6号で2ヒロのタナから攻めてみました。釣り開始から1時間もしないうちに隣の西川会員に35㎝ぐらいのオナガ(クロメジナ)が釣れ、すぐに私にも同クラスが釣れましたが、検量は3匹重量なのでなんとか45㎝級を釣りたいと、ない頭をひねって仕掛けの投入点を変えたりしたところモゾモゾとアタリがあり、ゆっくり合わせるとズッシリした重量感で上がってきたのは45cm級の口太グレ(メジナ)でした。その後もプリっとした同クラスが釣れ良型ばかり3匹揃えたので優勝を確信し夜明けと共に竿をたたみました。ひと眠りして午後3時の検量に行くと、同じ宮之浦や生月島でも大型グレが結構釣れてたようで内心ハラハラドキドキでしたが、辛うじて逃げ切って運良く優勝することができました。
 数年前に優勝したのがいつだったか忘れましたが、その時の優勝賞品は忘れもしない40㎝のバッカンでしたが、今回は豪華なロッドケースを頂きびっくりしました。私事でもおめでたい事があり、ダブルで感無量となりました。参加された皆様、役員の皆様本当にありがとうございました。


成績【他魚の部】

順位 氏名 魚種 1尾の最大長寸 釣場
優勝 早田 茂信 イシガキダイ 42cm 獅子・大崎鼻
第2位 小森 裕之 イシガキダイ 39.5cm 宮之浦・尾上島

■参加人数:17名
■審査方法:30cm以上1匹の長寸
※同寸の場合は最大長寸

優勝者の談 早田 茂信
 当日は藤戸支部長の御一行と獅子の田淵釣りセンターにお世話になり午前1時頃に出港しました。私が狙うはイシダイのみで大崎鼻に単独で上がり夜釣りはせずに寝ていましたが、寒くてたまりませんでした。明るくなってから釣り始めると早速、愛竿グランドバーサス525の穂先にアタリが出ますが、なかなか食い込みません。やっと食い込んだかと思えばハトポッポだったりで、満潮の午前10時頃にこのガッキーが本石15号のハリにガッチリ掛かって釣れました。その後、納竿前に本命らしきアタリがあったのですが、これまた食い込ますことが出来ず後髪を引かれる思いで帰港しました。とりあえず釣れたイシガキダイを検量に出したところ、小森会員より数㎝大きかったため優勝させて頂きました。私としては七縞模様の本イシを釣ってドヤ顔したかったのですが、優勝賞品のがま磯フローティングベストも頂き、なんか申し訳ないような照れ笑いとなりました。役員の皆様、参加されました皆様ありがとうございました。


《グレの部 優勝 川上 忠司》
《グレの部 優勝 川上 忠司》
《グレの部 第2位 富田 聡》
《グレの部 第2位 富田 聡》
《グレの部 第3位 田口 和彦》
《グレの部 第3位 田口 和彦》
《大物賞 田口 和彦》
《大物賞 田口 和彦》
《イシダイの部 優勝 早田 茂信》
《イシダイの部 優勝 早田 茂信》
《優勝者釣果》
《優勝者釣果》
《第2位釣果》
《第2位釣果》
《第3位釣果》
《第3位釣果》

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