全国でどこよりも早く鮎の友釣りが始められる秩父漁協管内の荒川にて令和4年5月15日(日)に約3年振りの鮎釣り懇親会をオブザーバーも含め14名で開催しました。
数日前から雨の日が続いており増水・濁りに伴う河川コンディションの影響で開催が心配されてましたが、そこは埼玉支部会員の皆様の日頃の行いの結果、多少の増水にて当日を向える事が出来ました。
また、競技開始前に競技や実釣範囲について説明を行っていると荒川を訪れていた上信越地区本部の田嶋テスタ-が突然現れご挨拶を頂くと共に協賛品までご提供頂きサプライズな登場ありがとうございました。
大会状況は、各自にオトリを配布し順序良く自分の目指すポイントに向かって皆さん散らばって行きましたが、やはり前評判の上流側の柳大橋に向かって行かれる方が多く見られポイントに到着され竿出しから直ぐに膝位の水位の早瀬の中から若鮎を掛けてはタモに収めていました。その中で移動距離を極力控えめにした和気さんがオトリ鮎を活かすために設けられた本部前の流れ込みに釣座を構え巧みな泳がせ技術を駆使し群鮎や追い気の弱い鮎をコンスタントに掛けられていました。下流側のポイントでは多少苦戦しつつ岩盤の割れ目や水当たりの良いポイントで掛けていましたが、河川状況が良好なこともあり移動が難しいほど人も増え同じ場所で釣果を伸ばさないといけない状況となっていました。
競技も時間も迫る中、計量に鮎を持ち込む会員の方も現れ、タライに掛け鮎が出される度に歓声があがり、優勝は終始本部前で粘った和気さんがオトリ込み19匹で栄冠を勝ち取りました。第2位は同数ながらも今年度新会員になられ初参加ながらしっかりとポイントを押さえ釣果に繋げた藤山様が入りました。3位は安定した釣果で必ず入賞を果たします棚山様が入りました。3名の方上位入賞おめでとうございます。
なお、じゃんけん大会では、豪華賞品をご提供頂き鮎釣り以上に大いに盛り上がり多くの皆様が賞品を手にされました。今回は日本一早い解禁の荒川での開催でしたが、今後も魅力ある楽しい大会を目指し努力いたします。また、準備から大会運営までご協力頂きました鮎幹事様、支部役員の皆様、そしてたくさんの協賛を頂きました、がまかつ様、田嶋様、大山顧問、銭屋様、小島様、西田様にお礼申し上げます。
《報告 埼玉支部長 青木 恒典》