GFG四国:四国地区本部主催 <<大会結果>>

春季投げ釣り大会 【北灘一帯】

春季投げ釣り大会 【北灘一帯】 朝冷えのする5月中旬、鳴門市北灘町より東香川方面で大型キス釣りの大会を開催しました。このシーズンには20cm前後と型の良いキスが釣れるので、四国各地より47名の参加希望者も集まり釣果の方も期待されました。釣り場の範囲も広く、良い天候にも恵まれので、各自思い思いの釣り場でキスのアタリを楽しまれたようです。中には、最近めずらしくなったノドクサリの良型も釣れ、自然の豊かさをも感じられました。また今回は、新人さんも含め、女性の参加者もあり、表彰式では多数の景品を選択できるような形式で、賑わいをみせました。これからも、どんどん大会を楽しくするために努力してゆきたいと思います。
                                   報告者 矢野勝彦

成績

順位 氏名 重量
優勝 豊田 美輝 210g
2位 増田 洋児 210g
3位 三浦 清二 185g
4位 福永 正 175g
5位 吉平 富久 170g
6位 中矢 賢治 170g
7位 石野 一広 170g

■審査方法:釣れたキス・二匹の重量・で上位者を決定

優勝の談 豊田美輝
いつもキャスティングの練習や、個人釣行でお世話になっている徳島の仲間から「GFGキス釣り大会」のお誘いがあり、数釣りはほとんどしない私ですが、春の大会は重量での審査が多いということを聞き、「重量なら迷惑をかけることもないだろう。有名トーナメンターの釣技を見られるいい機会だから」とオブザーバーとして参加させていただくことにしました。
 当日受付会場に行くと、雑誌やネットでお見かけするそうそうたるメンバーが顔をそろえています。お話を伺うと番屋海岸で釣りをされる方が多いようです。その後の受付の際、世話役の岩間さんより「今日GFGの入会申し込みをすれば参加費が無料になる」とお誘いを受けその場で入会申込書の記入をしました。これが後々大きく影響を及ぼすことになろうとはその時は知る由もありませんでした。そして矢野会長より大会要項の説明があり、「2匹・5匹・10匹いずれかの総重量」とのこと、とりあえず10匹は釣らなければいけないということです。この時期に2桁釣るというのは私にとっては至難の業に思われました。
 大会開始となり、皆さんそれぞれ狙いのポイントに向かう中、遠投ができない私は受付会場近くの小波止に入り仕掛けをセットしてクーラーから餌を取り出すと「じぇじぇじぇ・・・・」チロリの袋が二つ、石ゴカイの袋がない!! どうやら釣友に頼まれていたチロリを間違えて石ゴカイを渡してしまったようです。早速携帯で連絡を取ると番屋海岸へ向かっているとのこと、私も急いであとを追いかけました。番屋海岸へ到着すると多くの竿が並んでおり「6~7色で釣れている」とのこと、道糸が切れないかぎり絶対に届きませ~ん。この時点で相当時間をロスしてしまい、「とりあえずキスが連れそうなところ」を探して安土池の近くの波止で竿出しをしました。すると1投目からアタリはあるのですが乗りません。相変わらず下手やなあと思い、引き釣りは苦手なのでラインをPE1号からナイロンの2号に変更して天秤も遊動式に変更し、すこしサビいては置き竿で待つ釣り方に変更するとポロポロと釣れて納竿時間には16匹のキスを釣ることができました。2、3匹型のいいのも釣れたので「何とか審査に出せる」とホッとして審査会場に向かいました。
 審査会場に行くと、「2匹の重量」とのこと、1匹大きいのがいたので「上位入賞できるかなあ」と少し期待して待っていると、210グラムが2名で年齢が上の私が優勝とのこと、オブザーバー参加だと優勝資格がないので入会を誘っていただいた岩間さんの一言がなければ・・・・チロリと石ゴカイを間違えて渡してなければ・・・・2匹重量でなければ・・・・私の方が年寄りでなければ・・・・。数々の偶然が重なって初参加の私が優勝させていただき本当にありがとうございました。 最後になりましたが、今大会を世話してくださったスタッフの皆様ありがとうございました。そしてGFGの会員の皆様、秋の大会までには引き釣りをマスター出来るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。


初優勝の豊田氏
初優勝の豊田氏
3位の三浦氏
3位の三浦氏
三役揃い踏み
三役揃い踏み
同重量2位の増田氏
同重量2位の増田氏
良型キスの武市氏
良型キスの武市氏
計量風景
計量風景
体重測定中
体重測定中
豪華景品
豪華景品

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