順位 | 氏名 | 重量 |
---|---|---|
優勝 | 豊田 美輝 | 210g |
2位 | 増田 洋児 | 210g |
3位 | 三浦 清二 | 185g |
4位 | 福永 正 | 175g |
5位 | 吉平 富久 | 170g |
6位 | 中矢 賢治 | 170g |
7位 | 石野 一広 | 170g |
■審査方法:釣れたキス・二匹の重量・で上位者を決定
優勝の談 豊田美輝
いつもキャスティングの練習や、個人釣行でお世話になっている徳島の仲間から「GFGキス釣り大会」のお誘いがあり、数釣りはほとんどしない私ですが、春の大会は重量での審査が多いということを聞き、「重量なら迷惑をかけることもないだろう。有名トーナメンターの釣技を見られるいい機会だから」とオブザーバーとして参加させていただくことにしました。
当日受付会場に行くと、雑誌やネットでお見かけするそうそうたるメンバーが顔をそろえています。お話を伺うと番屋海岸で釣りをされる方が多いようです。その後の受付の際、世話役の岩間さんより「今日GFGの入会申し込みをすれば参加費が無料になる」とお誘いを受けその場で入会申込書の記入をしました。これが後々大きく影響を及ぼすことになろうとはその時は知る由もありませんでした。そして矢野会長より大会要項の説明があり、「2匹・5匹・10匹いずれかの総重量」とのこと、とりあえず10匹は釣らなければいけないということです。この時期に2桁釣るというのは私にとっては至難の業に思われました。
大会開始となり、皆さんそれぞれ狙いのポイントに向かう中、遠投ができない私は受付会場近くの小波止に入り仕掛けをセットしてクーラーから餌を取り出すと「じぇじぇじぇ・・・・」チロリの袋が二つ、石ゴカイの袋がない!! どうやら釣友に頼まれていたチロリを間違えて石ゴカイを渡してしまったようです。早速携帯で連絡を取ると番屋海岸へ向かっているとのこと、私も急いであとを追いかけました。番屋海岸へ到着すると多くの竿が並んでおり「6~7色で釣れている」とのこと、道糸が切れないかぎり絶対に届きませ~ん。この時点で相当時間をロスしてしまい、「とりあえずキスが連れそうなところ」を探して安土池の近くの波止で竿出しをしました。すると1投目からアタリはあるのですが乗りません。相変わらず下手やなあと思い、引き釣りは苦手なのでラインをPE1号からナイロンの2号に変更して天秤も遊動式に変更し、すこしサビいては置き竿で待つ釣り方に変更するとポロポロと釣れて納竿時間には16匹のキスを釣ることができました。2、3匹型のいいのも釣れたので「何とか審査に出せる」とホッとして審査会場に向かいました。
審査会場に行くと、「2匹の重量」とのこと、1匹大きいのがいたので「上位入賞できるかなあ」と少し期待して待っていると、210グラムが2名で年齢が上の私が優勝とのこと、オブザーバー参加だと優勝資格がないので入会を誘っていただいた岩間さんの一言がなければ・・・・チロリと石ゴカイを間違えて渡してなければ・・・・2匹重量でなければ・・・・私の方が年寄りでなければ・・・・。数々の偶然が重なって初参加の私が優勝させていただき本当にありがとうございました。 最後になりましたが、今大会を世話してくださったスタッフの皆様ありがとうございました。そしてGFGの会員の皆様、秋の大会までには引き釣りをマスター出来るよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。
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