順位 | 氏名 | 重量 |
---|---|---|
優勝 | 中矢賢治 | 378g |
2位 | 中野仁樹 | 328g |
3位 | 矢野勝彦 | 322g |
4位 | 多田弘一 | 320g |
5位 | 粟田 稔 | 304g |
■審査方法:4匹の重量
優勝者の談 中矢賢治
ゴールデンウィーク最終日の大会ということで、場所選びに迷いました。メジャーポイントではなく、20cm前後のキスが10尾程度は釣れるだろうという皮算用で香川県東かがわ市松原(白鳥園の前)の潮越海岸をめざします。幸い狙いの浜左側の護岸前には釣り師はおらず、ポイントを確保です。海岸には私以外にも4名の大会参加者がいますが、込潮でキスの群れが左から入ってくれることを祈って釣り開始です。1投目、70m付近からさびきますが、全くあたりがありません。2投目は90m付近まで投げてさびきます。80m付近にあるかけ上がりにさしかかったところでコツンという前あたりが出ました。さびきを止め、少し待っていると竿先が50cm位引き込まれる当たりがあり針がかりしたと確信し、慎重に取り込みます。抜きあげて手元まできて、その大きさにびっくりの実寸26cm超の丸々と太ったキスでした。その後は、15cm前後のキスは針がかりするものの、大物と思われるキスは前あたりはでるものの食い込まない状況が続き、歯がゆい時間が続きます。再度大物が回遊してくることを信じて投げ返していると、なんとか投入直後の90m付近で24cmを針ががりさせることができました。しかしながら、7時過ぎ頃からは全くあたりがなくなり、両隣の釣友が相次いでキュウセンをかけたタイミングで場所移動を決意しました。受付会場でいつも的確なアドバイスをくれる釣友から、「潮越行くんやったら右端の岩場をやってみ!」と声をかけられたことが頭から離れず、浜の右端の岩場を目指して歩いていくと斜め右150m付近に遊漁船がおり、キスを釣っているのが見えました。手前はホンダワラが密集しているので遠投有利と思い、120m付近からさびいていきます。キュウセン、イソベラが邪魔をし、なかなかキスを釣ることができません。投入方向を少しずつかえながら探って行きます。すると、正面より少し右手110m付近でキス特有のブルブルッとしたあたりが連続して出ました。藻に取られないように高速リーリングで仕掛けを回収すると、19・20cmのキスと22cmのキュウセンの3連でした。この時点でキスは8尾でしたが、審査時間が迫っており釣りは終了です。目標の10尾には届きませんでしたが、小匹数での審査であることを期待し審査会場へ向いました。審査は4尾の合計重量ということで、浜の右端で釣った2尾のキスがいなければ順位が変わった可能性もありました。アドバイスをくれた釣友には感謝です。仕掛けは秋田キツネ8号 4本針で、餌はチロリと青虫でした。26、24cmのキスは青虫にきました。
最後に、楽しい時間を過ごさせていただいた大会の運営に係わられたスタッフの皆さんに感謝申し上げます。次回の投げ釣りの大会もぜひ参加させていただきます。
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