去る令和元年10月20日（日）、四国本部主催のファミリーフィッシング＆水辺清掃活動を愛媛支部担当で今治市菊間町松ヶ崎海岸において開催しました。
　青年部の家族や子供達を主体に一般会員また本部からは遥々徳島から岩間事務局長も参加して頂き、総勢30名にて釣り開始です。
　今回は、子供達をメインに投げ釣り・サビキ釣り何でもありの魚種を問わず5匹の総重量。一般大人の部は、チヌの1匹重量でチヌが出ない場合、真鯛・グレ・アイゴとしました。
　朝７時に受付開始し11時で終了、表彰式その後全員で清掃活動といたしました。当日は、天気はそこそこ良いのですが、北東の風がまあまあ吹き寒い寒い、子供達が体調を崩して風邪をひかないか心配しましたが、そんな心配はどこ吹く風で元気に走り回り歓声があがっています。
　しかし、開始から2時間を過ぎても海からの反応は沈黙の戦艦状態で、撒き餌を打てども打てどもチヌからの返事はなく、たまに恐怖のアイゴが顔を見せる程度です。子供達の投げ釣りやサビキ釣りも小型のヘゴチやツバクロが忘れたころに掛る程度で、アジの反応は皆無です。
　そんな中、岸壁の一番奥から歓声が。朝から一生懸命フカセ釣りをしていた男の子の竿が気持ち良く曲がっています。周囲の大人を他所になんと本日唯一の銀鱗チヌが玉網に吸い込まれたのです。ヤッター。
　楽しい時間もつかの間、11時の終了時間となり検量です。子供の部は、価値ある貴重なチヌを釣り上げた田中蓮央君が見事優勝。他の子供達も本当に大健闘しました。お父さんお母さんも子供のヘルプで大変頑張りお疲れ様でした。
　その後、表彰式とジャンケン大会を和気あいあいと楽しく進め、子供達は両手一杯にお菓子と景品を抱え最高の笑顔を見せてくれ、支部役員も大変癒されました。ご協賛頂いたがまかつ様・四国本部様、また本日ご協力してくれた愛媛支部青年部・支部役員様ありがとうございました。本当にお疲れさまでした。
　最後に、全員で釣り場のごみ拾い清掃活動を実施し終了となりました。

（追伸）　優勝した田中蓮央君は、次の日にはご両親に釣道具を買ってもらい次回を大変楽しみにしているそうです。未来のがまラー誕生に万歳。
文：愛媛支部　白石　和典