9月7日狩野川にてGFG東海地区本部東部地区懇親鮎釣り大会を開催しました。当日は夜半からの豪雨で当初予定していた本流中流域の「天神おとり店」前は50cmの増水となり、川は濁流となって大会の開催ができる状況になく、支流の大見川の下見をした結果、増水し薄い濁りはあるものの、なんとか釣りはできるとの情報を得たので、急きょ会場を変更し、何とか大会を開催することができました。今年の狩野川は７月初めから大会の前日までほとんど雨が降らず渇水が続き、河川の状況も鮎の生育も正直よくありませんでした。また、当日は昨日までの残暑が一転し、10月下旬の気温となり、水量も増えているため、釣果の心配はありましたが、今回は、関東地区本部からの参加希望者や磯釣り部門からの参加者も多数あり、総勢21名で大会を開催することができました。雨も予想されたことから早々に記念写真の撮影を行い、役員のあいさつや競技内容の説明終了後、それぞれが好みのポイントに向かい釣りを開始しました。予想どおり水温は低く、鮎の活性も低い厳しい中でしたが、時間の経過とともに竿があちこちで曲がり始め、正午の検量時には、全員に釣果があり、安心しました。検量での釣果は、団子状態となり、「鮎一尾」の重みを痛感された結果となりました。順位は関東地区から参加された秋山さんが優勝し、準優勝は、過日実施された西部地区懇親会で優勝された大野さんが、3位には、昨年度の東部地区懇親会で優勝された中根さんが入り、皆さんそれぞれが持ち前の実力をいかんなく発揮されました。流石です。また、大物賞は、どの大会でもただでは帰らない星野さんが24.5cmを釣り上げ、見事に入賞されました。昼食時には、会員相互の近況や新たな出会い、釣り談義などの話に花が咲き、懇親を深めることができ有意義な大会を開催することができました。昼食後、表彰式を行い、お互いの健闘をたたえあい、次回の再会を約し、大会を終了することができました。たくさんの景品を提供していただきました(株)がまかつ様、並びに大会の運営に尽力していただきました役員の皆様にお礼を申し上げます。上位入賞者の写真を撮り忘れ掲載できませんでした。申し訳ありませんでした。
（レポーター　稲葉由彦）