春分の日の3月20日に東海地区本部の東部地区渓流懇親釣会を狩野川で開催しました。支流の大見川沿いにある「橋本屋おとり店」に6時30分に集合し、11名での懇親会となりました。当日は3連休の中日だったため、参加者の心配もありましたが、多くのオブザーバーの方にも参加いただき、計画どおりに懇親会を開催することができました。エリアは狩野川水系の本・支流でアマゴまたはイワナの一尾長寸とし、優勝はGFGの会員のトップが、以降は全員を対象に順位を決定することとしました。今年の狩野川は放流量が少ないのか、あまり良い情報は聞かれず釣果も心配でしたが、オトリ屋さんの話では本流の成魚放流したエリアでは釣り残しもあるので期待が持てるのではとのことでした。早々に各自が狙いの釣り場に出発したのを見届け、私も小支流に入りましたが、行く先々で入川者が多く「期待薄」なのでここでの釣りを諦め大見川の本流で竿を出すことにしました。竿は出したものの多くの釣り人に痛い目にあった百戦錬磨の「お魚クン」は「スリ切れ」状態で、当たりがあっても針掛りせず、針掛りしても途中でのバレの連続でなかなか手にすることができない状況が続きました。何とか数尾を手にすることができたので「これにて本日の打ち止め」とし、検量場所に戻りました。集合時間の正午には全員が戻ってきましたが、数・形ともに満足できない様子の人が多い中、田中さんが27cmを持ち込み、参加者の皆さんを圧倒しました。検量の結果、成績は規定により以下のとおりとなりました。優勝は石井さんで2位は田中さん、3位には須田さんが入賞されました。田中さんは、渓流テスターの望月竜也さんの釣り仲間で他2名の方とオブザーバーとして参加をしていただきましたが、皆さんGFGにも入会してもらえるとのことであり、会員数の少ない当地区本部としては大変感謝しています。表彰式終了の後はおとり店でお茶をいただきながら懇親を深めるなかで有意義な大会の終了となりました。沢山の協賛品を提供いただきました(株)がまかつさまと橋本屋おとり店さま、大会の運営に当たられた役員の栗田さまありがとうございました。また、懇親会に参加された皆さん、おつかれ様でした。
(レポーター 稲葉 由彦)