11月7日(日)富士川東岸の五貫島海岸にてGFG東海地区キス投げ釣り懇親会を行いました。毎年この大会はGFG関東様と合同大会ですが、今回はコロナ禍のため東海地区会員36名のみでの大会です。開催場所も沼津市の東郷海水浴場の予定でしたが、駐車場の関係でこの時期では釣果はあまり望めませんが、広い駐車場のあるこの場所に決めました。
受付の時は小雨が降っていました。全員マスクの着用と検温そして問診票に記入をして頂き、感染対策を行いました。そして競技説明のあと4時間の大会を開始しました。
開始と同時に雨は止み、海は少しだけ濁っていましたが、風も弱く静かでした。ヒラメ狙いのルアーマンが10名以上入っていました。少し遅れて海岸に着いた私は、知り合いのルアーマンの横で竿を出させてもらいました。この時期のキスは波口のピンギス狙いなので、遠投をしている人は殆どいません。皆近場を狙っています。私も第1投目は8点バリにて1色からオモリが見えるところまでサビキました。途中にアタリが何度かありましたが、全てフグのアタリでした。巻き上げるとフグが2匹で残りのハリは全てありませんでした。2投目3投目も同様な結果でした。周りの様子を見ても、皆フグに悩ませられていました。1時間過ぎた頃、誰かがピンギスを釣ったとの情報が入ってきました。そこで、私は少しだけ移動したり、狙う距離を変えましたが、状況は変わりませんでした。確認出来る範囲の左右のメンバー達の様子を観ると、1匹でもいいからと思うのか移動を繰り返している様子が見えました。そして何気なく振り返って後ろを見ると雪化粧の綺麗な富士山が出ていました。
その後も状況に変化はなく、少しでもフグの薄い所がないか仕掛けを入れる場所を変えても相変わらずフグの猛攻にあい負けてしまいました。
結果、キスを釣った人は僅か4名だけでした。今大会は失ったハリ数を競う大会のような気がしました。今回も事故トラブル等なく無事終了出来ました。皆様大変お疲れ様でした。短時間でしたが楽しいひと時が過ごせたと思います。協賛品をご提供して下さいましたがまかつ様ありがとうございました。
(レポーター:佐野 俊憲)