7月1日(日)静岡県の中部を流れる興津川で、41名が参加し、平成24年度の鮎釣り予選会を開催しました。今年は、昨年晩秋の大雨が影響してか、静岡県下各河川とも近年にない厳しい状況になっています。今回の会場である興津川も例外ではなく、更に雨後で水位がようやく落ち着いたもののコケはまだ付き始めておらず、残りアカを探しながらの状況での開催となりました。
当日も朝から曇り空で、途中から小雨がぱらつき、肌寒さすら感じながらの開催となりましたが、終わってみれば残りアカを見事に攻略し優勝した太田さんは、例年並みの好釣果を上げ、昨年に続けての上位入賞には、当日の役員一同から拍手が沸いた一幕でした。
昨年準優勝の太田さんがリベンジを果たす形の27尾で優勝。この匹数は好調だった昨年とまったく同数なのには驚きです。2位の須田さんは昨年の地区予選優勝者で、お二人が入れ替わる形での結果となりました。解禁以降足繁く興津川に通い、今年一番気を吐いている星野さんが3位に食い込んだのはさすがでした。
全員で昼食後表彰式と歓談。規定により昨年全国大会へ出場した予選上位入賞者を除き、星野政彦さん、辻秀男さん、名倉富雄さんの3名、昨年躍進を見せた若手とはうって変わって、今年は熟練のベテランが全国大会への切符を手にしました。今年も参加頂き、厳しい状況ながらも戦いぬいた東海地区会員の皆様にお礼を申し上げます。
レポーター 高塚 靖弘