2015年11月1日、静岡県南伊豆町石廊崎本瀬でGFG杯予選会を開催致しました。
ここ石廊崎は伊豆半島の突端で、遥か海洋に伊豆七島を臨む事ができる清々しい場所です。昨年この予選会は延期に延期が重なり、本選間際まで開催する事が出来ませんでしたが今年は快晴。週間天気予報の悪天候を覆す結果で、1発開催の運びとなりました。しかし、天候は味方に付けたものの参加人数が19名…。国家試験受験者や地区行事が重なってしまった方が多く、当初予定の半減となってしまいました。。この様な事象は重なるもので、当日は石廊崎地区の祭典準備のため、沖上がりが通常より1時間早くなってしまうとの事。万事順調とはいきません…。しかも、ナライの風（北東）7mが追い打ちを掛け、トドメは鮫が出没するそうです。しかし、この状況を把握している宮島丸様は、最善となる磯を選んで下さり渡礁となりました。船上から見た海色の良さに、各々好釣の予感と道具を背負って渡って行きました。ナライの風7mが幸いして、波っ気があり海況は申し分ありませんでしたが、逆にこれが災いし、開始早々バッカンを飛ばされ掬い上げるのに苦労している方が見られました。（同礁の方2名で大捕り物でした。）釣りの準備で水汲みバケツに海水を汲むと温かい、水温は20．5℃。この夏とも言える海の為か、青物を掛けて磯1周グルリと格闘された方もいました。懸念していた鮫も現れる始末。私も数回、グレをバックリ喰われてしまいました…。丸々と肥えたイサキも爆釣しました。ご多分に漏れず、エサ取りも猛攻。大物にのされ、尾長らしき魚ににブチブチ切られた方も多数いました。この様に自然も人も魚も様々な活性（？）が高い中、本命の活性も高く、なんと参加者全員に釣果がありました。東海地区としては、しばらくぶりとなる快挙です。40cmオーバーは3尾上がりました。このため成績は拮抗し、全員笑顔でケガもなく非常に良い予選会となりました。全国キップを獲得された3名の方、本選での活躍を期待しています。会の最後は、わざわざお越し下さった稲葉本部長に締めて頂きました。いつも有難う御座います。最後になりますが、いつも多数の協賛品で会を盛り上げて下さるがまかつ様、無料渡船券争奪ジャンケン大会で、メンバーを湧かせて頂いた宮島丸様、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
（レポーター：木村雅和）