GFG四国:徳島支部主催 <<大会結果>>

ハエ釣り大会【園瀬川流域】

ハエ釣り大会【園瀬川流域】 12月20日、晴天で弱風との予報のもと、GFG徳島支部のハエ釣り大会を開催。
場所は前回と同様に園瀬川流域、貧果の反省から開催時期を約1ケ月早めてみた。
 7時集合、大会ルール説明の後、各自思い思いのポイントに散って行く。川面からは水蒸気が立ち昇り、凛とした冷気は真剣勝負の大会に相応しい雰囲気を作っていたが、それも時間が経つにしたがい次第に小春日和と言いたくなる様相へと変化していく。
 終了1時間ほど前には情報が行き渡ったのか、殆どの人が同じポイントに集中したようである。筆者が訪れたときには、まるで釣堀みたいにズラっと並んで釣っており、最近の徳島ハエ釣り界では見ない風景、なかなか壮観であった。また、その頃には暖かい陽光が気持ちを緩めてくれたのか、和気藹藹と釣りを楽しみ、冗談や笑い声がGファンの間を行き交っており、友好ムードは満点であったと思う。
 11時の集合には全員が無事に帰着し、クジ引きの結果は総重量の勝負となって計量開始。全員の協力でスムースに計量できて、幸いにも、竿を出した者には全員釣果があるとともに、優勝者は1.5kgを超える好成績となった。
 次回からは、「もう少し遅い時間に開始したら?」とか「もう少し暖かい時期に!」とかの意見もあり、釣果UPを見込みたいことなども含め、参加者がより楽しめるとともに、結果として参加者の増えていくような大会運営としたいという思いを記して、結びと致します。そして、今年も沢山の協賛品をご提供下さいました(株)かまかつ様と新潟産コシヒカリをご提供下さいました谷澤副本部長様に心よりお礼申し上げます。
レポート ハエ担当 林精一

成績

順位 氏名 重量
優勝 矢野勝彦 1,558g
2位 瀬尾捷征 614g
3位 湯浅真二 588g
4位 細川哲也 536g
5位 川上郁夫 468g
6位 林精一 366g
7位 島田茂己 352g
8位 芝原義典 340g
9位 佐々木一成 328g
10位 宮本昌之 324g

優勝の談 矢野勝彦
今年1月にも行われたハエ釣り大会、季節柄か全般に釣果が乏しかったので、今回12月に開催し釣果を期待しました。前日の下見では、釣友が探し出してくれていたポイントに集合し実釣開始。コンスタントに釣果を伸ばす釣友の技量に暫くは見とれていましたが、自分が下流へ入川し釣り始めた所、思っていた釣果とは少し違っていました。散歩がてら周辺を歩いていると、消波ブロックが点在し小魚が遊泳、水深も1m弱と良さそうな場所を見つけました。撒き餌をして釣り始めると、そこそこ型のいいハエが調子よく釣れてきます。30分ほど状況を見据えて、翌日の為に釣り場を保存しました。大会当日、朝冷えこそあったものの、すこぶる天気は良好。昨日あったさざ波が立つ程度の風も収まっていました。現場に到着すると鏡のような水面に、ハエの姿がひとつも見あたりません。まだ太陽が当たってないので水温と活性が低いのか、手前の消波ブロックの中にどうやら居るみたいです。撒き餌を打って30分が経った頃。底にハエらしい姿が見え始めました。仕掛けを打ち直す度に、12~14cmほどのハエが好調に釣れ続きます。一時間弱入れ食い状態となり、およそ100匹確保に成功。その頃から下流に陣取っていた先輩も近くに来られましたが、魚の喰いも散漫になりだし、残り時間には周りの方々とお話をしたり、楽しい時間を過ごす事ができました。いよいよ審査ですが、審査場所に帰着した時点で一匹長寸・総重量のクジを引き決定します。誰もクジを引いてくれなかったので、最初に帰った僕が目を瞑って引きますと、総重量に決定。予想以上の1kg超えで優勝する事ができ非常に嬉しかったです。今大会では、磯の方々も参加され、ハエ釣りに少しでも興味を持っていただければ幸いですし、食べても美味しいハエと美しい自然を満喫できた一日となりました。最後になりましたが、お世話頂いた役員の方々にお礼を申し上げ、優勝の談とさせて頂きます。


左より湯浅氏 矢野氏 瀬尾氏
左より湯浅氏 矢野氏 瀬尾氏
戦闘開始
戦闘開始
優勝者矢野氏
優勝者矢野氏
惜しくも2位瀬尾氏
惜しくも2位瀬尾氏
よっ川上名人
よっ川上名人
参加の細川氏
参加の細川氏
初参加の佐々木氏
初参加の佐々木氏
釣り堀状態
釣り堀状態
釣り堀状態
釣り堀状態

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