順位 | 氏名 | 重量 |
---|---|---|
優勝 | 瀬尾 捷征 | 1,506g |
準優勝 | 矢野 勝彦 | 880g |
3位 | 林 精一 | 866g |
4位 | 山村 満也 | 588g |
5位 | 新居 泰司 | 492g |
優勝者の談 瀬尾捷征
学名はオイカワ、徳島では、ハエ、ハヤ、寒ジャコと呼ばれている。「おそい」、「お前、とろこいなー」と私の師匠寺澤守氏は、私がウキの引きに合わせて、かけあわせているのを横目で見ながら、私のハエ釣りを批評する。
40年程前の当時、サシエサは酒カスを使用。ハエがサシエサをスーッと口に入れた分だけ仕掛けが軽くなり、微妙に浮力が上がって、ウキはツンとほんのほんの少しだけ水面より上がって、ハエの引きで水中へと消し込むのだと言う。
ウキが水中に入ってから掛け合わすなどは下の下だと教えられた。
「横で見よれよ」と師匠は名人芸。師匠の掛け合わせ二度に一度は、今ウキが引いたのかどうかさえ私には解らなかった。
瞬時にハエのアタリをとらえることが出来たら、竿を大きく振ったりきつく掛け合わす事はいらないのだと教わる。
川でのハエ釣りは、自然を愛でながら一連の動作を、蝶のように、舞を舞う様に行わなければならないと教わる。
名人芸の出来ない私が、師匠の釣果の三分の一、二分の一そして「お前、だいぶ上手になったなー」と言って貰える様になるまでの私なりの工夫と努力は次回にお話し申し上げたく思います。
私の愛用タックルは、竿はがまはえ凌景3.9m。ハリはがまかつ早掛けハエスレ2.5号。サシエサは練り餌です。
今回の釣り場は佐那河内の根郷です。11月より連日のように釣りに行かれて釣り場情報を教えて下さった林精一氏に心よりお礼申し上げる次第です。
ありがとうございました。
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