GFG四国:徳島支部主催 <<大会結果>>

サヨリ釣り懇親会【内の海】

 前回は昨年秋に実施したサヨリ釣り懇親会です。秋の時期というのは、たくさん釣れるものの『型が小さい、大きいのが釣りたい』との会員諸氏の希望があり、大きいのが釣れる時期として春を選び、渡船の都合もあって3月31日に開催しました。数日前から桜の開花も聞かれ、気温も20℃超と上がり、風は微風と曇天ながらも春の陽気に包まれ、穏やかな釣日和でした。
 参加者は14名。ひとつのイカダに各2名が上がり、その2名の総重量で争う団体戦です。
 サヨリ釣りは『小物の数釣り』に分類されようかと思いますが、数釣りというのは経験値や腕の差が出やすい釣りでないかなと思います。しかも季節は春、まだ水温が上昇しきっておらず、海の中はまだ春の一歩手前のようでした。サヨリが見えている時間帯が多かったのですが、動きは鈍く、採餌も『鷹揚に』行っているようです。こんなときに釣るのは比較的難しく、悩まされた方もおいでたようでしたが、全員がそれなりの釣果に恵まれ、和やかに懇親会が終了しました。
 受付、計量などスムーズに行動していただいた会員の皆様、駐車場での誘導や計量にご協力いただいた役員さん、ありがとうございました。また、協賛していただいたがまかつ様にも心から感謝をいたします。
開催コメント (林 精一)

成績

順位 氏名 重量
優勝 田村幸夫、林精一 10.32kg
2位 松浦一人、大西啓文 7.36kg
3位 黒田勲、四宮文男 3.76kg

優勝者コメント 林 精一
 昨年に引き続き、幹事が優勝してしまいました。245匹、7.36kg(一匹平均、約30g)。
 潮が緩く、風は微風で海面は鏡のよう。こんなときはサヨリの食い気が上がらず、水温も11℃程度ということもあって終日サヨリの食い気は低いままでした。終了後、他の参加者に聞くと『見えているのに食わない、アタリは出るけど掛からない』との声が多かったです。予想されていた状況ですので仕掛けを工夫して臨み優勝することができました。
 ウキは棒ウキと言ってもいいようなスリムタイプ(自作)、材質が発泡スチロールの本体は1・2mmしか浮いていないという渋々で見えやすくするためのトップは1.5cmくらいです(材質は竹ひご)。風が3m/s以上も吹くと波が立ってとても使えないような代物ですが、当日は読みどおり微風で海面は鏡のよう。ハリスは40cmと長くとり、0.4号と0.6号を食い気によって使い分けました(0.6号では食わない時間帯があった)。ハリは袖針の3号と3.5号をこれも食い気で使い分けと、小針の細糸+渋々ウキとの作戦が功を奏したと思います。
 会員さんのから『次回は一匹長寸で勝負!』との意見があり、全員賛同して決定。慣れないし不得意な大物釣りですが、次回も工夫して優勝できるように知恵を絞ってみるつもりです。



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