5月22日 和歌山県串本町出雲 谷口渡船さんでGFG和歌山支部グレ釣り親睦会を開催いたしました。GFGの大会は何時も当日天気が荒れることが多いのですが、久々に好天に恵まれ谷口渡船の船長が「今日は沖磯へ行けますよ」との声に皆さんの顔に笑顔が見えました。
出港後抽選番号の若い順に磯に会員の方に渡礁していいただき、私が抽選で引いた番号は20番で、ラストの21番を引かれたのは何時も必ず大会に参加していただいている笠松氏。2人で“アシカのチョボ”へ降りることになりました。アシカのチョボと言えば名礁です。磯に降りた後、船長がマイクで「ここで釣れんかったなんて言えませんよ。お2人さん!20匹は最低釣っていただかないと!!ダメですよ~」とのプレッシャーを掛けられて釣りスタート。
さて、この磯の一番のヒットポイントであるアシカの本島との間にある“シモリ回り”を狙いたいのですが、潮が反対の上り潮で、狙うことが出来ません。あまり良くない潮です。2人で色々と試すのですが釣れるのは25cm以下のサイズばかり。そのうちに何とか1匹キーパーサイズの27cmくらいの尾長グレを釣ることが出来ました。しかし「尾長グレのこのサイズじゃ重量が乗りませんね」と話していると、左に流れていた下り潮が少し沖に流れの角度を変えたとたんに竿に心地よい重量感が乗って、釣れて来たのは30cmオーバーの口太グレ。その後35cmくらいのグレを1匹追加してからしばらく休憩状態に入りましたが、10時くらいから2人共交互に竿を曲げ、キープサイズのグレを規定数の5匹以上キーパーバッカンに入れ、納竿し迎えの船に乗りました。
港に帰り審査を開始しますと、さすが、GFGの会員の皆さん、グレを釣っておられ順番待ちの状態、検量の結果5匹をそろえ重量3,570グラムを釣られた熊谷巌さんがみごとに優勝されました。秋にもグレ釣り親睦会予定していますので、大勢の会員の皆様の参加を、お待ちしています。
GFG和歌山支部長 峰岩敏彦