11月24日 和歌山支部グレ釣り親睦会を、串本大島の浜勝渡船さんで、参加者27名にて行いました。当日は“ウネリ”がかなりあって「安全第一」という事で、全員が湾内磯に渡ることになりました。5時出船で各磯2名ずつに分かれ、大島の北側にある橋杭岩、象の鼻~鉛山、大橋下の高場~マンジュウ、ムシクイ、大島南側のナギザキ~トンガリ、スベリ、松の下へ。
日曜日でウネリがあるので、湾内へは他船も入って“満員状態”です。私は1番クジで「高場」へ渡りました。夜明けまで時間があるので、コーヒーを沸かして相手の方と「暫しの雑談」で時間をつぶします。明るくなってからスタンバイして釣り開始。
この日は25cm以上5匹までの重量が規定です。潮も沖から中に入って行く“良い感じ”の潮です。ただ速すぎるか、この磯は昨日も30cmくらいのが結構釣れていたようで、期待をしてたのですが、サシエが全く取られず、深くまで入れて行くとサンノジ、イズスミなどが食ってきます。仕掛け全体を超繊細にして3~4ヒロのタナでやっと待望のグレが食ってきました。しかし、規定サイズには届かないものばかりです。時刻は既に10時前。この頃より若干流れが緩くなったので少し沖目を攻めてみると、キレイなウキ入れで30cmが釣れてきました、しかし後が続きません。潮止まり前の12時過ぎに33cmを追加するも、後が続かずに14時の納竿となりました。
帰港してみると27名中15人が検量、1位は熊谷 巌さん。各大会でも必ず上位進出をしている百戦錬磨の大ベテランで、40cmオーバーも釣っておられました。最後に船長から全員に干物のセットのプレゼントがあり、賞品にもクジラの赤身肉などを出して頂き感謝しています。参加者の皆様、お疲れ様でした。
(報告 支部長 坂野貴之)