お隣の広島県でG7サミットが行われている最中の5月21日(日)、山口支部の前期グレ親睦釣り大会を防府市沖の野島の磯にて行いました。前情報ではグレがあまり釣れていないとのことでしたが、参加者はみな、我こそはと気合が入っていました。岩田支部長の開会のあいさつの後、いよいよ乗船です。船内ではあーだ、こーだ(笑)と作戦会議しているうちに空も明るくなり、競技会場となる野島へ到着しました。今回は瀬替わりOKとしました。状況を読んで磯を替わるのが吉と出るかどうか、それもまた興味深いところです。楽しい時間はあっという間に過ぎ、しっかり日焼けした顔(すでにしっかり焼けている人もいますが・・・)の面々が港に戻ってきました。
検量では40cmクラスの良型グレも持ち込まれました。おおーっという歓声の中、一人だけ総重量2kgオーバーを記録した柴田孝徳さんが優勝となりました。いつも笑顔の柴田さんですが、磯では眼光鋭い勝負師の一面もお持ちです。この日も良型グレを狙い通り仕留めていらっしゃいました。優勝おめでとうございます。準優勝は善村泰康さん、第3位は田中揚子雄さんでした。上位は僅差での争いとなり、入賞はうれしい反面、少しのくやしさをお感じになられたのではないかと推察いたしました。グレだけでなく見事に青物を釣り上げた方もいらっしゃいました。みな魚影の濃い初夏の野島を楽しまれたようでした。
記録の集計後、表彰式、恒例のお楽しみ抽選会と段取り良く行いました。最後まで笑顔あふれる楽しい大会になったのもご参加いただいた会員の皆様のおかげです。ありがとうございました。また、協賛品を送ってくださるがまかつ様、せと志おシーガル船長様、いつもありがとうございます。紙面をお借りして御礼申し上げます。今後も楽しい大会運営を目指して行きますので今後ともよろしくお願いいたします。
(レポート:斉藤博史)