令和5年11月26日(日)山梨県上野原市の島田湖(相模湖の上流域)でオカッパリからのワカサギ釣り懇親会を参加者19名で開催しました。当日は、曇り空で晴れ間もありましたが気温9℃と冷え込み各自防寒対策を取っての釣りになりました。事前情報で今年はワカサギの群れが湖上流には少なく釣れる時間帯も夕方に限られることから、急遽、ルールを変更してワカサギ以外の雑魚も釣果対象(五目釣り)としました。午前10時過ぎから午前の部を開始し、皆さん各ポイントに散り渓流竿、鮎竿、リール竿にワカサギ仕掛けを付けて釣りを始めました。午前中はワカサギの回遊が全くなく、全体で小さなニゴイが3匹という貧果で終わりました。昼食は皆さんが持ち寄った食材でバーベキューと豚汁で温まり、今年1年間を振り返った釣行話で盛り上がりました。13時過ぎから午後の部を開始し、14時半にワカサギが釣れたとの情報。安堵と共に時合いがやっと来たと思い支部長と相談し30分延長することになりました。15時30分に釣りを終了し各会員が検量に戻ってきましたが、ワカサギを釣ったのは3人、それも1匹ずつで「僅差で」と言う言葉がふさわしいとは思いませんが、ワカサギ1匹とチビニゴイを1匹釣った中村智哲さんが懇親会初優勝となりました。2位と3位もワカサギ1匹の釣果で並び長寸(数ミリ差)で順位が決まりました。他にオイカワ、子バス、ハゼの釣果報告がありましたが参加者の半数以上がオデコとなってしまいました。湖周辺は紅葉のピークを迎えており1日よい「紅葉狩り」ができたと切り替える会員もいました。表彰式は「がまかつ」様や各会員の協賛品により上位入賞者の表彰で盛り上がることができ感謝いたします。今回は釣果に恵まれませんでしたが、例年なら時間10~20匹は釣れるので今後に期待したいと思います。参加された会員及びオブザーバーの皆様お疲れ様でした。
【優勝者 中村 智哲】
本命のワカサギ1匹で優勝するとは思いませんでした。1週間前に友人と下見に来た時は、群れが岸近く回遊すると入れ掛かりになるタイミングもあったことから、今回は手返しと片手でミャク釣りがしやすい6mの渓流竿を選択しエサは喰いのよい赤虫を使いました。1日を通してワカサギの回遊がなく厳しい状況でしたが、釣友と談笑しながら楽しく過ごせました。
(レポート山梨支部 野崎秀則)