暑さが身にしみる8月5日に、山梨支部鮎釣り懇親会が桂川梁川(やながわ)地区にて開催されました。
連日の猛暑と以前からの増水後の引水によって、鮎の活性が落ちる『土曜隠れ』が始まる時期での開催でした。桂川は、100%放流河川ですが、毎年稚鮎を10トン放流する河川のため、解禁から束釣りの出来る河川として有名です。また、大水の後も水引や濁りが早く回復するため、どの河川が出来なくても、桂川は可能ということがあり、県内外からの釣り人達でにぎわっている河川です。
今回は梁川地区での初開催となりました。梁川地区は大きな岩盤に挟まれた渓流相となり、荒瀬や淵、トロ、チャラといった様々な川相となっています。
当日は総勢21名により朝7:00～11:30までの総引数での勝負となりましたが、前日の下流の釣行だと、非常に厳しい懇親会になるものと想像できました。魚が動き始めるのがAM10:00頃のため、おとりを上手に循環させるためのテクニックが必要とされました。
そんな中、東京支部から参加された大久保さんが込み12匹の釣果で優勝されました。2位には、地元69歳の現役トーナメンター細川さんが7匹で準優勝でした。3位には必ず名前が上位に入ります地元出身で神奈川支部の野崎秀則さんが7匹（同匹は年齢上位）となりました。やはり、厳しい状況ではありましたが、解禁から多くの釣果を聞いていましたので今年も良い年ではあったと思います。放流河川は終盤ですが、まだまだ、鮎はいて今から23cm以上の大物が釣れ始めると思います。まだまだ、これからですので、是非お出かけください。

《報告 山梨支部 岩村 悟》