4月上旬になると、瀬戸内海では各地で乗っ込みが始まり、大型チヌが釣れ始めます。
しかし、今年2月の二度にわたる強烈な寒波の襲来によって、水温の著しい低下があり、さらにその後もなかなか水温が上がらず、どの海域も乗っ込みには、ほど遠い状況です。
山口支部長の岩田則之さんに直近の徳山湾の釣況を聞くと、全体的にかなり厳しいが、局地的には釣れるところもあるとのことでした。
実際、前釣りした方々も苦戦したようです。そのうえ、大会当日は10時頃から強風が予想され、選手の皆さんに楽しんでいただけるかを心配しながら出船を見送りました。
　ところが、そんな杞憂はGFG各地区本部の代表選手には無用でした。帰港後の検量には多くのチヌが持ち込まれ、すべての船で半数以上の選手に釣果があり、タフコンディションの中でさすがGFG会員！と思わず唸ったところです。
魚体の多くが中型のオスで、乗っ込み本番までもう少しかかるかなと感じました。
優勝した中部地区の皆様、おめでとうございます！特筆すべきは、内海のチヌ釣りには縁のうすい沖縄地区の準優勝です。
素晴らしい！！無事大会を終えることができ、選手の皆様のご協力に御礼を申し上げます。
そして、お疲れ様でした！
　最後になりますが、安全に磯渡ししていただいた磯フィッシングセンター様、イレブンマリン様、ありがとうございました。
ならびに、GAMAKATSU PTE LTD様、全国GFG本部役員、山口支部役員の皆様、大変お世話になりました。
執筆：GFG中国地区本部長　湯浅健司