九州地区本部は4月12日、福岡県宗像市大島沖一帯でタイラバと一つテンヤ限定での船釣り大会を行い、11名（エントリー12名中、急な発熱のため1名欠席）が参加しました。九州地区本部としては、初めてのタイラバ・一つテンヤの大会です。宗像市の神湊に午前4時半に集合しました。船長の話では、前日は風が強く出航出来なかったそうですが、沖の海域で食いが立ってきたそうです。大島周辺での釣りをお願いをしていたため、不安がよぎりましたが、予定通り5時出航。いつもなら30分位で着くのに、大島を通り越し走る、走る。とうとう宗像沖ノ島が見えてきました。船長が気を遣い沖の海域まで走ってくれたのです（料金は大島周辺のまま）。7時前から釣りを開始しました。最初の当たりは岡村会員。大型のようで、あと10mで痛恨のバラシ。針を折られていました。次に山崎会員に当たり、慎重にやり取りして上がって来たのは、45オーバーの綺麗な雌のマダイでした。最高の笑顔でした。私にも当たり、竿に乗って来ましたが針外れ。その後、山崎会員2匹目のマダイ、大庭会員がアコウ（キジハタ）、船長もヒラメ、マトウダイと連続して釣った所で潮が止まりました。満ち潮に期待を膨らませ黙々と竿を振りますが、その頃から風が強くなって、波も段々と高くなり、船酔いをする会員も出てきました。期待した満ち潮も全く動かず、タイラバが真下に落ちていく状況になりました。そんな中、またしても山崎会員が、マダイと沖アラカブをゲットし、沖アラカブは45オーバーの大型でした。元気な会員と相談したところ、快く納得して頂き早めの納竿を決定。港に戻って検量の結果、優勝は山崎会員となり、竿を獲得して笑顔が弾けました。2位に準備していたリールは、抽選で南九州の森重会員に贈られ、嬉しそうな笑顔を見せました。来年の再会を約束し無事大会は終了。最後に今回の大会に竿を貸出して頂いた(株)がまかつ様に感謝いたします。来年も宜しくお願いいたします。オブザーバー参加の１名が入会するとの嬉しい報告もありました。なお、反省点として、大型を狙いこの時期に設定しましたが、来年は数の上がる9月の中潮に行います。
（リポーター　九州地区本部長・山内　光男）